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国際秩序の変動と朝鮮半島(韓国朝鮮の歴史第15回)

朝鮮半島の動向は絶えずウォッチしなければ。何しろ隣の国なのだから。

 

三ツ井崇。70年代における独裁体制の強化から。国際関係の推移。日本との課題の歴史的文脈。
韓国では経済の成長が。60年代後半から。農林漁業の減少。製造業のGNPのほうが多くなる。農村の人口が都市に。セマウル運動。農民の自発性に訴えて。体系的支援が不足して人口流出は止まらず。朴正煕。戒厳令。10月維新。維新憲法。統一主体国民会議の新設。権限が大統領に集中。野党候補は殆ど立候補できず。政権交代無く大統領の。民主化運動。74年。民青学連事件。人権侵害を糾弾。緊急措置で拘束して裁判死刑に。狙撃され大統領夫人が死亡。重化学工業の進展。都市における不安定就業層が。79年8月。労働争議に端を発する。YH貿易事件。大規模な民主化デモ。政府も見解が分かれるが、強硬論を。反対していた者が大統領を殺す。
最高人民会議の上に国家主席を。三権を。金日成。あらゆる権限を掌握。主体思想が正式な国是に。金正日。69年には映画の制作を指導。チュチェ思想の拡散。当政治委員に選出。後継者として承認。三大革命。思想革命が重要視。スローガンとして。71年から産業の高度化を。北欧諸国を初めヨーロッパ各国と国交を。日本との間にも貿易促進。外貨の減少で貿易代金が滞る。速度戦電撃戦。生産現場での動員。技術革命の遅れ。誇張されたもの。農業部門。化学化などの推進。食糧不足は解消されず。土砂の流出。自然災害に弱くなる。78年の計画。人民経済の主体化。2年の調整期間が必要に。
韓国。朴正煕の暗殺。非常戒厳令。80年2月。公民権の回復。ソウルの春。金泳三などの活動。三金時代。クーデタ。1212クーデタ。全斗煥が。学生デモや労働争議。軍部は非常戒厳令の拡大を。ソウルの春の終焉。光州民主化運動、光州事件。死者200人他。金大中も逮捕。市民の代表が軍と交渉したのは数日間に及ぶ。軍部の政治への関与は進む。全斗煥が大統領に。大統領の権限を制限。政治活動を解禁。マスメディアの統廃合。地方新聞の制限。非常戒厳令の解除は81年1月。民主化運動や労働運動が盛んに。80年代なかばから野党活動も活発に。87年に大規模な。6月民主化闘争。629民主化宣言。労働運動の噴出。経済成長で物価と賃金の増大、しかし分配は労働者に及ばず。盧泰愚を大統領候補に。支持基盤の地域主義的構図。野党が過半数に。民主正義党は少数与党。与党の多数派を。離合集散で混迷を。かつてのような独裁か民主かの、ではなく、国際的地位も。ソウルオリンピック。社会主義国との外交も積極的に。88年にIMF8条国に。自由貿易を。開発途上国から脱却。90年には首相レベルの会談。国連への加入。
金正日の地位が確立。84年には防衛法。外国企業との合弁を図ったができなかった。社会主義諸国と第三世界との。ラングーンで全斗煥大統領を含む対象にテロ。87年11月の大韓航空機が爆破される。北朝鮮の工作員。国際社会の非難を。韓国との関係は緊張を。盧泰愚政権との双方で関係改善を模索も。90年に南北首脳会談。国連に加盟。80年代末から韓国が国交を。ソ連の崩壊。朝鮮式社会主義の協調。マルクス・レーニン主義から切り離される。貿易依存度の高いソ連崩壊で経済は苦境に。自由貿易地帯などを。92年憲法にも明記。94年には金日成が死去。98年9月の憲法改正。金正日による軍重視の。先軍政治。人工衛星を名目にしたロケットを。テポドンというミサイルとみなす。恒常的な食糧不足。国民の大半が飢饉状態に。食糧危機を背景に他国に逃れる人が増える。90年代以降、国際関係に変化。核開発中であり査察を受け入れず。IAEAからの脱退。制裁をしようとしたら北朝鮮は外交カード化。94年10月に軽水炉への転換を支援。制裁の回避。KEDOの設立。軽水炉の建設工事。四者対談。六カ国協議の開始。
92年の大統領選挙。32年ぶりに文民政権。金融不動産実名制。盧泰愚などの逮捕。朝鮮総督府の解体撤去。94年に金日成の死去、弔問を禁止する。93年にウルグアイラウンドが。WTOの設立。OECDに加盟し資本の自由化が。韓国農業の危機を。労働者のリストラが進む。97年初めから大企業の倒産が。外国の金融機関が融資の引き締めを。金融支援でウォンが暴落。対外債務の支払いが不可能に。IMFに金融支援を。金大中が大統領に。金融機関の整理統廃合や労働システムの。整理解雇制や派遣労働制。労働者の争議が続出。99年には外貨導入も順調に。経済の回復。男女差別の禁止やセーフティネットの形成。太陽政策。平壌で南北首脳会談。日本についても行動計画を。日韓協力の。02年にはワールドカップの共催。
02年の大統領選挙。世代交代が。三金時代の終焉。
日本との関係。文化の開放。韓国のドラマや歌謡曲。03年の「冬のソナタ」。竹島問題や歴史認識の問題。日韓基本条約。長らく関係改善が難しかった。民間交流なども順調ではなかった。日本でも日朝関係の改善を模索。議員団の訪朝。日本人拉致問題。02年9月に小泉首相が訪朝。拉致問題の解決などを共同で宣言したが進展がなかった。経済制裁に。
現代の様々な問題も歴史の展開の上に。朝鮮半島の歴史を学ぶことは展望の糧となる。

 

韓国朝鮮の歴史 (放送大学教材)

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