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悲観主義。

この断章の中でアランは書いている。「悲観主義の本質は意志を信じないことである。オプティミスム(楽観主義)は全く意志的である」。ここから、意志を持って楽観的に生きるのが重要だ、との命題が導きだせる。それはその通りであるだろう。ただ、楽観主義で行動しているように見えて、実は意志なんて持ってないから全く楽観主義ではないのもあるので始末に負えない。日本が1941年に対米開戦に踏み切ったのも楽観主義に思えるが、何か意志があったのかは分かりづらい。仮に無かったのなら気分で亡国の戦争に踏み切ったことになる。正直なところ嫌になる話だけど。ううみゅ。