昨日に続き以前に書いたentryを。2年前になる。
日本史上で恐らくは最も知られる「受諾」 は、大東亜戦争（「太平洋戦争」という名称がよく用いられるが当時の日本ではこう呼称していた）を終わらせる為にポツダム宣言を受諾したものであろう。鈴木貫太郎総理が就任した4月には日本本土（こう書くと本土でなければ関係ないような言い方になるが）が空襲に遭い沖縄に米軍が上陸していた。それでも日本軍は本土決戦をしようとしていたが、何とか天皇他を巻き込んで受諾に持ち込んだ。仮に上手くいかなければ日本民族の生存さえ危うくなったかもしれない。なお俗に無条件降伏とされるが、国体の維持が条件として成立すると解釈してポツダム宣言を受諾したので無条件ではないと考えられている。まあ天皇制を廃止すると、占領が首尾よくいったかは疑わしい。
