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心理療法3:パーソン・センタード・アプローチ(心理臨床の基礎第11回)

ロジャーズの生涯はカウンセリングの歴史を紐解くのに欠かせないと感じる。

 

小野けい子。田畑治。パーソンセンタードアプローチについて。ゲストに第一人者の田畑治先生を。パーソンセンタードアプローチはカウンセリングの中心理論。学ぶにはロジャーズの話から。ロジャーズはカウンセリングと心理療法を両方考える。02年に産まれる。特徴的なのは人間への限りない信頼。人間観。家庭の雰囲気が理論形成に影響。ロジャーズと出会ったのは文献を通してなど。大学院生の頃に録音テープをワークショップで聴く。カウンセリングの研修会。ロールプレイングを聴く。デモンストレーションの面接。尊重している。尻尾を切られたトカゲ。再生能力で伸びる。ゆったりした丸っこいスピーチ。再生能力。生まれながら持っている潜在能力。穏やかな眼差し。成長潜在能力。風土や関係が。大農業を営む。一定の土壌、温度、気象が。関わる側の条件。心理学的な風土。人間関係が影響を。乳幼児期。両親、それに代わる父的母的な。児童期や青年期にも。周りの人間の条件が満たされないと孤立化したり引きこもったり悩んだり。患者や患者家族。ロジャーズは対象者を限定しない。病的場面だけでなく。地域社会などに。法律用語でお得意さんというプライムドと。フロイトから広がる。フロイトやユング、医師。ロジャーズは医師ではないのが基盤に。
理論とプロセスの展開。前提としてロジャーズ自身が専門の勉強をする進路。大農場を経営して手伝いをしながら。ウィスコンシン大学。農学から歴史学へ。中国にも旅行。船旅だが日本の長崎にも寄港。家を出る。家族と合法的に別れる。ニューヨークの神学校に。ヘレンと結婚。22歳に。コロンビア大学で聴講して心理学に。児童愛護協会に職を得る。児童臨床。博士号。親や非行少年と接触。伝統的なカウンセリングを。また戻ってきたりして。変だと。伝統的やり方では間違っている。40近くにして非支持的療法を提唱。精神分析と比べて違う視点から。アンチテーゼとして非支持的療法を編みだす。42年の「カウンセリングと心理療法、実践における新しい概念」。内容が画期的なので専門書ながらベストセラーに。おおよそ50年まで。第1段階。系統図。次の発展段階。方法というのは相手の話を聞いて頷いたり受容したり相手の混乱した気持ちを。感情の明確化。51年になるとクライエント中心療法という単行本を。57年まで来談者中心療法を。治療者は相手の技法的な態度が重要。つまり人格の変容には態度が重要。治療者の要件。心理的な接触が大事。クライエントの条件。不安や悩みや葛藤など。セラピストの条件。態度。クライエントに対し純粋であり一致。無条件の積極的関心。ケアする。クライエントの感じている内的枠組みを共感的に理解し伝え返す。それらが相手に。セラピストがクライエントに伝えられる。有名な必要十分条件。第3段階。クライエントに伝えられたりするのに難しいのは統合失調症の患者。チャレンジを。58年から61年まで。大学の心理学教室と病院と。産学連携。一室に閉じこもる患者に。実践的研究。比較対照する相手は農家が対照群。それは疑問?67年に体系的書物が。患者への接近をどうするか?体験過程の取り組み。友人ジェントリー。フォーカシング。焦点づけ。57年の著作と59年の著作。少し癖がある?ロジャーズの57年の人格変容の必要十分条件。実践するのは難しい?原文を読むと治療者の条件の内的枠組みの理解と伝達。相手に確認する態度条件。57年では治療者の方が共感的理解などや伝達を。治療者の条件。59年の論文ではクライエントがクライエントの状況を知覚する。治療者が如何に関わってもクライエントが感じないと効果がない。クライエントがどういう状態なのかを。アメリカは科学的な心理学が盛ん。統合失調症の患者がどういう状態か測定を。色んな尺度があるが。自分が自分に対する尺度が。固まっている状態、黙り込み岩のように相手を伺う、だんだん関係が深まり表出も出来るように。段階の低い段階から少しでも展開するように。プロセススケールも考案する。データも出される。第4段階。初期には行動科学的なものなどだが。統合失調症の患者へ挑戦。今度は全く健常な人たちに。カリフォルニア州に移り小グループで。パーソンセンタードアプローチ。エンカウンターグループ。対象は家庭であったり地域社会であったり異文化の。国際関係などに。対話形式で。出会いグループの取り組みを。広がりを見せたカウンセリング。無血革命。ノーベル平和賞の候補者にも。画期的取り組み。ビデオテープも日本で公開されている。
ロジャーズの臨床的実践の展開。公開を。秘密保持でヴェールをまとっていたのが患者の同意を得て。41年から50年まで。カウンセリングと心理療法という書物で青年の事例を逐語記録。大変画期的だった。テープレコーダーが使われるようになった最初の時期。ディスクに録音するのはせいぜい2,3分。物々しい装置。LPレコードみたいに。幾つか実践例が。ロジャーズはテープレコーダーの利用だけでなく映画でも公開をしている。日本にも映像を公開。第2段階でグロリアの事例。グロリアと3人のセラピスト。ロジャーズとゲシュタルト療法の者と。論理衝動療法のエリス。3人が患者の。治療者と。面接は殆どしないが自分の気持ちを。物理的条件を、

 

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