F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

1987年の今日5月28日の領空侵犯。

1987年の今日5月28日に、フィンランドからソビエト連邦のモスクワ(今はロシアの首都である)の赤の広場に小型飛行機が着陸した。現在からはイメージ出来ないことだけど、アメリカや日本など資本主義諸国とソビエト連邦などの社会主義諸国は冷戦状態であり、通常は首都のモスクワに小型飛行機は侵入出来ないはずである。というか自国の領土の上の領空侵犯をする物体には警告などをする。ただソ連の国境警備隊は適切な処置が出来なかった(真相は未だ藪の中だが)。ただ4年前の83年に大韓航空機撃墜事件が極東で起こり、民間機を扱いかねた側面があるのかもしれない。それに領空侵犯に対処するのはそもそも難しい。日本領空でも頻繁に領空侵害はある。この事件の11年前にはソ連の戦闘機MiG-25が函館空港に強行着陸している。