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メディアと国際政治(グローバル化と私たちの社会第12回)

今回の肝は、日本製の小さなトランジスタラジオがクーデタを防いたことにある。勿論ド・ゴールの力はあるが、戦後しばらくも経過していないのに兵士一人ひとりに普及していたという事実は重いものがあるといえる。

 

高橋和夫。ラジオ。アメリカの?オールディーズ?第2次世界大戦中にアメリカ人への宣伝ラジオ。東京ローズ。そのうちの一人はアメリカ国籍を持っていて追及をされた。メディアと国際政治の関係。音楽を聞きながら。放送大学の学生ではないが。下心がないのに聞いているのが重要なListener。お金を落とさなくても。メディアは国境を超える。国は国境の内側を守備範囲に。ぶつかる。中国に。ニュースを見ていて中国の国内問題になると映像が見えなくなったり。Internetでのmail。メディア関係者からのものは止まる。情報のコントロール。メディアは越えて伝えようとしている。対立関係が国際政治に。綱引きをしている。印刷教材で。ラジオに焦点を当てて。ラジオというのはInternetが出てきたことで一緒になって影響力が増大している。世界中のラジオを聴くことが出来る。相性が良い。ラジオの番組でありながらmailやnetで集めて応える。Internetの時代になり聴取者が増えている。TVは映像があるのでImpactが強い。ラジオは映像がないので自由に構成できる。専門家がいれば展開できる。論理的に話をする傾向がある。感情も重要だが論理性も重要。ラジオの持つ強さ。制作費も少ない。ラジオの国際政治へのエピソード。第1次世界大戦の後の短波ラジオ。BBCなどが自分の国の情報を。平和のときだけでなく戦争が始まると短波ラジオの役割が大きくなる。第2次世界大戦。BBCが。ドイツ向けに送られた放送。ベートーヴェンの運命。独逸語。ノック。5番。ニュースが始まる。ブッシュハウスという建物を。日本もドイツも各国も宣伝放送を。どうやったら聴いてもらえるか。日本軍部の発表。大本営発表。真実味の少ない。ドイツでは宣伝を重視していて宣伝省が。ゲッペルスが大臣を。嘘というのはなるべく大きなウソを付くと相手は本当かなと思う。BBCの方針は正確にニュースを。負けているなら負けていると。本当のことを言っていると聴いている人が増える。BBCをドイツ占領下の人は一生懸命聞こうとしている。正直にニュースを伝えれば聴いてくれる。ロンドンから放送が。フランス向けのドゴール将軍の演説を。非常に背の高い軍人。第1次世界大戦。互いに塹壕を掘って。ド・ゴールは投入された新しい兵器に着目。戦車と飛行機。第1次世界大戦は戦車が投入されて鉄砲を跳ね返す。弾があたっても死なない武器。戦車というのは他に2つの特徴が。エンジンを積んで早く走る。キャタピラで悪い道でも。機動力が。戦車には大砲が。動く大砲。使わない方はない。戦車を集めて集中的に騎兵のように投入。相手の陣地を突破するときには後ろから大砲で砲撃して弱まったところに歩兵が突撃。戦車を集めて攻撃して集中的に突撃すれば突破できる。飛行機で全面を爆撃して相手の大砲を止めさせる。採用したのはドイツ。戦車を集中的に。第2次世界大戦でフランスを破る。ドイツの占領下に。採用してもらえなかったド・ゴールはイギリスに逃れて抵抗運動を呼びかける。海外のフランス植民地にも。私とともに戦おうと。ド・ゴールはフランスの大統領に。演説の終わり。フランス国民にドイツへの抵抗運動を。ノルマンディーに上陸して救国の英雄としてパリに凱旋。ドイツ軍が残っていて銃声もしたが怯える雰囲気はまったくなく胸を張って歩く。フランスの英雄として第2次世界大戦の終わりを。引退して回顧録を。ベストセラーに。50年代になってフランスの政局が混乱する。国民は熱い視線を。抵抗を呼びかけたあのド・ゴールに指導して欲しいと。ド・ゴールは求められて政界に戻り大統領に。最初に取り組んだのはアルジェリアの独立の問題。第2次世界大戦後に独立運動が。フランスは弾圧。激しい戦い。政局の混乱の背景に。何故認めなかったか。アルジェリアにはコロンという白人が移民していた。フランス系の人が独立に反対。独立の希望は強くて独立する。闘争で100万人の犠牲を。独立を求めたが、認めない人も。フランスの一部だと。そういう中でド・ゴール将軍は就任後すぐにアルジェリアに。みなさんを理解しました、と。何をどう理解したかは言わずに。スピーチを聞いて独立反対派や独立賛成派はそれぞれ勝手に解釈を。その後歴史家の中で激しい議論に。ド・ゴールは独立を与えるしか無いとわかっていたので曖昧なスピーチをして時間をかけて独立に。ド・ゴール自身は決断がついていなかった。ド・ゴールは62年に独立を与える。61年に流行った「そして今は」。流行った時は政局は重大な局面に。独立の動きに反発した軍がクーデターを。将軍たちが動いて成功するはずだったが成功しなかった。ド・ゴールが兵士に直接話しかける。どうやって話しかけることが出来たか。アルジェリアのフランスの若者。気分転換が必要なのでトランジスタラジオを。日本製の小型の。兵士一人ひとりが持っているのでド・ゴールが兵士一人ひとりに呼びかけることが出来た。印象に残る演説の中でも記憶に残るのは直接呼びかけた演説。フランス人よ私を助け給え。歴史を変えた5秒。もちろんド・ゴールのレトリックの力が大きいが、支えたのは日本製の小さなトランジスタラジオ。命令を受けて失脚させたかもしれない。ド・ゴールは日本製に救われた。池田勇人に対しド・ゴールが「トランジスタラジオのセールスマンだと」。恩知らず?側近の息子が。
結局はアルジェリアの独立闘争が。メディアと国際政治。ラジオを焦点に。ラジオはInternetと融合して大きな影響力を、エディット・ピアフの歌を。「水に流して」という日本語。原義は「後悔しない」。

 

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