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教科横断的な課題 (1)言語活動の充実(カリキュラム編成論第6回)

小学校の授業の組み立ては大変だなと感じてしまう。やり甲斐もあるのだろうけど。

 

田中博之。教科横断的な課題。言語活動の充実。ゲストに小学校教諭に。言語活動の充実の背景と具体的な例。学習指導要領の解説で。学習指導要領の中では総則の教育課程編成の一般方針に。家庭との連携を図りながら学習習慣を。指導計画の作成。言語に対する関心や理解を深めて必要な言語環境を整える。中学校や高等学校でも同様の規定が。改正の方向性。ピザ調査の国際比較で日本の学力が低下。数学や理科もだが特に読解力の落ち込みが顕著。日本の教育は知識の定着を中心にしてきた。論理的作文をしていないので、何も書かず棄権する子どもが6割も。高次な思考力や表現力などの能力が不足している。改定にPISA型読解力を。小学校学習指導要領解説総則篇で具体的活動例が。例えば観察実験や社会見学の感想文。記録の報告。理科や社会化で。比較や分類や演繹的な。算数などで。仮説を立ててまとめて表現する。学習活動の充実が。他にも音楽や美術などで。特別活動や総合的学習。調べたことをまとめて発表する。例示された多様な言語学習を。思考力判断力などを向上させるようにして言語活動の充実を。新しい学習指導要領の提言を受けて、協力者会議の提言に事項を加えて教育メソッド一覧表を。具体的に。様々な言語活動の例。論理的に表現する力。人間関係を豊かにする力、イメージや感性を。実践や行動に。自分を励まし作る。言葉とその使い方を評価。言葉の力を育てることが求められる。
千葉県船橋市立小学校の実践について。海神南小学校。言語活動の実践的研究が。そもそも言語活動をテーマにして実践しようとした動機。数年前に落ち着かない雰囲気が。言葉によるコミュニケーションが不足。国語の研究が始まる。良い授業をすることで子どもに落ち着かせる。言語力や国語力の背景に子どもたちの人間関係に不充分な点を。思いが伝えられなくて手が出たり内にこもったり。言葉で耕すということ。実践してきた小1の国語の事例。1年生のときには正しく伝えるという課題を生活科と一緒に。ジグソー学習でグループごとに遊びを報告してフィードバックして遊びランドを。牛乳パックを倒すボーリングなど。ゲームづくりやルール作り。国語科でも。お母さん方に大人向のゲームを。幼稚園生に適しているかなどをフィードバック。スプーンの方が良い?など。伝え合いの活動で改善充実を。グループの組ませ方などは?小1なので話し合いを知らないので担任3人がシナリオを作ってお手本を。アドバイスの項目を立ててヒントとしてアドバイスが出来るように。低学年をよく持っている経験を。生活科だけでなく国語科でも。他の単元にも話し合いの場面があるので。体育などのゲームのルール作りにも同じ様な話し合いが。カリキュラムの教科横断的な。低学年となると生活科が国語と合わせやすいが他教科にも。国語科から発展する。行事などのアイデアが。1年生のときには6年生を送る会で工夫をさせる。指導型より自主的に。カリキュラムは教科書で決まっているとかで創意工夫が難しいと思いがちだが、低学年でも工夫して。ゲーム活動は様々な教科で。2年生。教材狐のお客様。音読劇という形で。最初に劇をすると話し合いそれに向けて音読を。最終的には他学年に向けて劇を披露すると念頭において。簡単なストーリー。繰り返しの構造を。ひよこと出会った狐が家に連れていき太らせる。アヒルやうさぎとも、最初はごちそうに見えていたのを優しいと言われる。オオカミから命がけで守り死んでいく。狐の気持ちの前半後半の違い。揺れ動く。表現させるのが難しいが楽しい。音読劇で生き生きと表現する指導法。クライマックスで狐が死んでいく場面から。悲しい言い方や心からの思い。戻ってきて随分と生かされる。音読劇の発表会。他学年に向けて。声の大きさなど。とても楽しく意義を感じながら。教科書のとおりではなく。教科書にない言葉を付け足す。班ごとにも違うが。生き生きとした姿で。国語科の中での表現力。他の教科でも。力をいろいろな教科で。4年生との交流。お礼として劇を上映する。交流というのが意識付けられる。劇の前の挨拶など縦の交流が。説明文でキツツキというものが。図工や生活科とつなげて。昔ながらのバネを使ったおもちゃ。図工の時間で。生活科でも遊びを工夫しようという単元。3つの教科を合わせて。国語では具体的な展開。読解が中心だがいわゆる説明書を読むという展開に。
これまで検討してきた言語活動の充実というカリキュラム編成の実例。小学校を例にして。各教科領域と学年をクロスさせて活動例を。フィンランドメソッドや現行教科書に記載したものよりレベルアップしたものを。サブカリキュラムを作ることで組織的に一体となって指導を。教科横断的なカリキュラムを。言葉の力の積み上げという系統的な。全体計画としてのサブカリキュラムが必要。藤木みちよ先生と共に。学校では国語や社会から他の教科に至るまで様々な教科領域で実践を。学校全体で何かつなぎながら一貫して系統的な工夫は?国語の研究校なので国語のカリキュラムが多い。言の葉time。朝の10分間。テキストを用意して20級まで。詩や古典を。暗唱したりして。20級まで検定がある。6年間でどこまで暗唱するか進度が分かるが。堅苦しく考えないで皆で楽しめるように。子どもたちが6年間持ち続ける。開くと伝統的な言語活動も。教科書より早く。サイズ的にはB5を横長に。学年ごとに。1年生の最初の20級。十二支やかるた。秋の七草。3年4年。俳句や短歌を。中学校で習うようなものもあるが、暗記が得意なのでどんどん暗唱させる。多様な言葉の力を。言語力の育成に役立つ。学年ごとの作品を。月1回の全校集会。自分たちの成果を発表する。10分ずつくらいで。正規の教育課程にないものでも様々なケースを。支える言語環境。図書館や掲示物など。図書館活用に力を。活用形として。子どもたちが作った作品や続き物語。太郎や狐が出てくる物語を作って自由に見られるコーナーを。作成する側も読んでもらえるという意識が出てくる。活用として面白い。教育課題は国語の時間だけになりがちだが、学校全体で一丸となって。掲示物の活用。作文や日記の最後に内容を575にまとめる。575のコンクールを。学級で一番良いものを選出する。国語の授業で句会を開くなど。作った俳句の良いところやアドバイスを話し合ってどんな作品が良いのかを。段々中身の良いものが。サブカリキュラム表。国語を一番上に。他の教科も重視して充実の意味を。総合的学習の時間で自ら学ぶことで言葉の力を発揮して問題を解決するdynamicな取り組みを。まだまだ工夫が出来ると。国語や総合的学習の時間と関連付けて。6年生では日光に行く。PR誌を。様々な教科で発表をする。修学旅行を使って単元をつなげる。その他にも幾つかの事例が。低学年の生活科での実践。水族園に行き気に入った生物を3つ選んで作文を。更に生活科で生き物図鑑を作ろうと。1つずつの生物の紹介を絵で。図鑑に切り貼りして。教科の間の流れ。学級会の話し合いも国語科の力を活用して。

 

 

 

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