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下。#類語新辞典

この経済社会では、多くの経済指標が登場して、関係者や他の方々が数字の上下で喜んだり悲しんだりする。将来の経済指標が分かれば、それに乗じて儲けることが出来るのだけど、それはなかなか決定打にはなっていない。それが厳然たる事実である。

バブル経済で株価や地価が高騰して皆が歓喜している時代に、私は高校を卒業して浪人をして大学に入学した。家計にそれほど問題が無かったから、我が家は幸運な部類だろう。90年代になると株価と地価が徐々に、或いは急に下がっていった。ただ大抵の人間は、また地価も株価も上がるだろうと希望を持っていた。下がったら上がる。それは経験則としては妥当だが、必ずしもそうはならないこともある。日本の1990年代が典型的だろう。まあ私は何とか乗り切ったので、幸運の女神は見捨てなかったのだろう。