今朝のentryでは、キレる高年齢者について書いた(考えてみれば、私も半世紀以上生きているから高年齢者の一歩手前である)。
それでキレてしまう自分自身をどのように扱うかは大きな問題である。小売業なら尚更である。4年前のentryでは、アンガーマネジメントについてとりあげている。
小売業以外の業界でアンガーマネジメントが重視されているのは介護業界であろう。書籍もこの数年で色々と出版されている。
それで以前にはアンガーマネジメントが無かったのかといえばそうでもないとは思う。対人サービス業の比重が昔と比較して増したのは重要だけど、製造業や農業にしたって激怒する状況はあったと思われる。アンガーマネジメントの技術と今では見做されているものは、単に個人単位で他人の真似をしながら身につけていたのだろうと考える。今は「アンガーマネジメント」という概念が出来て、扱い易くなっていると言える。