大学などで2個目に学ぶ外国語を「第二外国語」と呼ぶ(私はドイツ語だった)。第二外国語の学習が多文化的な理解(例えばドイツ文化)に貢献するのは確かだが、その必要性には議論の余地がある。大学生の時間やリソースは有限であり、第二外国語の習得にかかる労力を他の重要なスキルや知識に投資する方が有益かもしれない。例えば、プログラミングやデータ分析など、現代社会で求められるスキルを身につけることも同じくらい、あるいはそれ以上に価値がある可能性がある。また、一つの言語(大半の人は英語)をより深く習得することで、より専門的な領域で活躍できることもある。このように考えると、第二外国語学習の価値は一概に高いとは言えないのではないかと思う。なお私はドイツ語を殆ど使えない(独和辞典はあるけど)。