F-nameのブログ

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マネジメントの主体は組織から個人へ(9月18日のドラッカー)

組織は永遠に続くという前提は崩れつつあるけれど、未だに我々を縛っている。組織という主体はない、各々の構成員がいるだけだ、そういう思考が必要なのかもしれない。

The shift from manual workers who do as they
are being told --- either by the task or by
the boss --- to knowledge workers who have
to manage themselves profoundly challenges
social structure.

今日、労働力の重心が、決められたことをおこなうだけだった肉体労働者から、自らをマネジメントする知識労働者へと移行したことが、社会の構造を大きく変えつつある。

For every existing society, even the most
"individual" one, takes two things for
granted, if only subconsciously:

これまでの社会は、いかに個を尊重するにせよ、あくまでも二つのことを当然としてきた。

Organizations outlive workers, and most
people stay put.

第一に組織はそこに働く者よりも長命であり、第二にそくに働く者は組織に固定された存在だった。

Managing oneself is based on the very
opposite realities.

ところが、自らをマネジメントするということは、これとは逆の現実に立つ。