F-nameのブログ

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「京阪神」と「阪急平野」

twitterでも話していたことだけど、どうも「京阪神」という言葉を、他の地域の人たちは使わないらしい。京都・大阪・神戸(順不同)の三つの都市やその間を指す概念であるけれど、あまり馴染みが無さそうな、、、

都市間の地域は抜きにしても、三つの都市を一括りにして扱うのは相当乱暴な話である。何しろ歴史的経緯が全く違うし、image的にも全く別のものと捉えられているようだ。以前上京した時だ。通っていた大学がある京都、住み慣れた大阪、そして所属企業がある神戸、どれを話すかにより、私にまつわるimageが違って形成されたのには驚いた。

私が時々使ってしまうのが、「阪急平野」という言葉。いわゆる「阪急沿線」とほぼ同じ地域を指す。「京阪神」とは微妙にニュアンスが異なる。何がどう異なるのが説明が難しいけれど、難波は含まれなくなるし、枚方などの京阪沿線も入れないニュアンス(淀川を越えるので)。半面、宝塚辺りも「阪急平野」の中には入ってくる。40年来、阪急を使っていると、なかなか固定観念から抜け出せないと感じる。