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研究の方法論②:質的研究(臨床心理学研究法特論第4回)

量的研究が私の持っていた研究についてのimageだったけれど。違うものもあるのだなあと。

 

質的研究法。質とは?ボディワーク。質は量とは違う?quality。量的研究。数値を使う。物理学をモデルにする。世界中何処でも同じ塩。できるだけ客観的に。一般的な法則。人間は同じ、とは言えない。物質の方法は取りづらい。数量化。そのまま人間に扱うことは出来づらい。平均値をとって言えるようなことでは足りない。個性や歴史を。人により違う。単純に対立するものではないが、互いに補うもの。数量化の尺度。質と量の接点。
質的研究法の歴史。フリック。量的研究法は確率論、無作為抽出。質的研究法。90年代前半。ナラティブの時代。局所的な。現場に根ざした。個別の事情を。回帰。時間的なものへの回帰。文化的社会的背景を否定しない。丹念にデータ化する。質的研究法。象徴的。エスノメソドロジー。精神分析的。象徴的相互作用論。社会的相互行為。人が主観的なものを体現。誰かとの間でやり取り。解釈する過程のなかで改変される。読みが変わる。社会的哲学的な背景。個別性を失わないで。研究法。GTA。グラウンデッド・セオリー・アプローチ。データに密着した、根拠にしている。看護学。患者の語り。理論の検証に偏った研究法への批判。GTAでも考え方が微妙に違う。常に問いかけ、その問に従いデータを収集し、仮説を立てる、その繰り返し。なまもの。方法論自体を見直す。GTA以外。主題分析。解釈学的現象学アプローチ。主題分析。素朴に考えシンプルに。テーマは、モチーフは?データ駆動型、トップダウン型。主題というものを先入観なく素直に。解釈学的現象学アプローチ。同じ言葉でも意味合いが違う。「私は幸せです」の区別。叙述的なcomment。
具体的にどうやって行うのか?手続。予備的な過程、研究設問、データを収集、サンプリング。分析。妥当だったのか?検証を。仮説自体の修正も。何度もサイクルを回す。説明力ある仮説を。予備的過程。どういうことを明確化。リサーチクエスチョン。適切な言葉遣いで。かなりのパーセンテージが進んだことになる。探索的に立てることもある。データの収集。ランダムサンプリングをしても見えてこないことがある。一回きり。理論的サンプリング。適切に。知りたいことを体験している人々の声を。手近な人を、というのは違う。こちらから出向く。データの処理。質的データのまとめ。先入観なく見る。リサーチクエスチョンの観点で公平に。どのような言葉をつけて、どのようなカテゴリで要約するか。多数の似た事例を見る必要がある。説明力がどれくらいあるか?概念事例。解釈評価。相互関係をみて全体的な。仮説をどのように修正すると良いか?

 

臨床心理学研究法特論 (放送大学大学院教材)

臨床心理学研究法特論 (放送大学大学院教材)

 

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