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リスクコミュニケーションの基本(生活リスクマネジメント第8回)

生活者としてリスクコミュニケーションは積極的にしなければと感じる。

 

リスク認知。人により異なる。riskについての問題の解決は難しくなる。
立場の違いからのrisk認識の差。生活者と専門家。生活者。認知のプロセスやバイアス。不確実な事象に対する主観的な認識。情報処理能力の限界。価値観、risk経験。個人的属性。専門家。ある分野で専門に研究従事し精通している。科学者としての専門家、科学知識に基づく。統計データを含む情報を分析。riskの認識の大きさのズレが。多種多様なrisk事象。人間への健康の影響度をランキング。優先度の高い順に。客観的と主観的。専門家による科学的根拠に。両者にずれ。riskの発生に伴う事象。riskの高低をランキング。調査の結果。ランキングの違い。専門家によるリスク認知。科学的アセスメントの結果。専門家と一般市民のriskの捉え方に違いが。専門家によるriskの判断は必ずしも正しくはない。限界がある。専門家バイアス。評価の手法や評価。不確かさが伴う。人的因子などが入り込む。充分なサイズの標本が必要。偶発的事象に意味付けをすることも。地球環境問題など、現在の科学では解明されていないことも。一致しないこともある。専門家バイアス。限界。陥りやすい問題。状況依存的。素人になる。合理性に従う。想定されていないことには弱い。自分の領域外については違いが大きいことも。過去の行為をもとに予測。riskの評価の傾向。risk事象に対する安全性を重視。発生の頻度を重視。科学技術はトライアンドエラーで発展する、必要悪。生活者にとっては生活人生は唯一。損害の手当には生活資源が必要だが、沢山は持っていない。リセットして次、とはならない。頻度が小さくても損害が大きいものは深刻なリスクと。視点は技術的側面に偏ってしまう。実際に活用する為に研究開発。人間や組織の過ちや二次的影響を見落としやすい。関係性についての限界。生活者と研究家。生活者からは遠い。立場や活動内容。お互いを理解しない。素朴な不安感を無視する。感情的なもの。閉じた専門家集団。増幅されてきている、閉鎖的で一方的。
直接間接に関係する人々の相互作用プロセス。各限界。生活者が客観的な情報を得る。リスクの頻度や強度を得る。リスクをどこまで低下させる?実際なリスクマネジメントの導入。専門家が生活者のリスクの理解や対処について知る。複合的なもの。総合的な観点や手法。現実にどう使われているのか?リスクを巡る関係性の見直し。一般の生活者は科学を理解していない、感情的捉え方が出来ない。欠如モデル。教える人と教えられる人、との関係。見直しが必要。互いに学び合う。専門家によるリスク評価は不可欠だが、見落としがあるかもしれない。生活者は専門家との関係の主体を。行政や企業に対しても。リスクの低減を発信する必要がある。
リスクコミュニケーション。リスクMessageだけではなく、リスク管理の為の双方向的プロセス。70年代半ば頃に誕生。リスクデータの開示。受け手の理解を。相互にやり取りし合う。目的。教育啓発。訓練と行動変容。リスク評価、意思決定に伴う。個人のリスク認知を変える。より適切なマネジメント。問題の発見と可視化。異なる価値観の調整。合意形成への参加。被害の回復とその支援。今後の自然災害。ステークホルダーの行動変容。原子力発電所の再稼働。
実際にどのように行われるのか?技法原則。基本原則。有害廃棄物。手引き。主要ルール。真のパートナーとして巻き込む。耳を傾ける。openである。わかりやすく明確に。間違った通念。リスクを告げることは人々を警戒させる?不安を語る機会を与えて小さくさせる。自分達の生活に判断を下す権利がある。早い段階から地域社会を巻き込む。人間の価値観。自分の価値観を語る時に耳を傾ける。利害関係者の要望に答える。全体の目的を設定。リスク事象についての現状を把握する。相手方を把握する。リスクメッセージを作成する。コミュニケーションの実施、再評価。受け手の意見を把握。メッセージの作成や伝える方法の検討。特殊な技法があるのではない。唯一の正解はない。フレーミング効果。表現の仕方が変わると受け止め方が変わる。肯定的な言い方。何人が助かります。恐怖感。恐怖をもたらすコミュニケーション。禁煙してもらうことを目的に、発がんリスクを伝える。一面的コミュニケーション。事象の安全のみ。両面的コミュニケーション。反対論も伝える。教育程度が高い人。事象に反対意見。反対論に触れる可能性が高い。結論明示。結論保留。教育程度が高い人、こだわりがある人については結論保留が有効。状況説明。理由や状況説明をセットで。津波の可能性の場合。大津波が発生しており危険。落ち着いて避難を。間に合いますから。相手にとって分かりやすいリスクメッセージを。ただ怖がらせるのではなく、具体的に何をすれば良いのかの情報が。自己効力感の情報。南海トラフ巨大地震。その人にも出来る災害対策を具体的に、リスクが低下する事も伝える。使い分ける方法、誘導するためにのみ使うのではなく、相手の考え方や価値観を理解する。
災害、環境問題、健康問題。科学技術。電子力発電所、遺伝子組み換え作物。加害者が居ないものは受容されやすい。加害者対被害者、はリスク受容がされづらい。科学技術のリスクコミュニケーション。説得的?専門家が関係者に向かって安全性や危険性を伝える。疑問を専門家に。双方向のやり取りを。関係者の参加を発展させる。双方向の。

 

生活リスクマネジメント―安全・安心を実現する主体として (放送大学大学院教材)

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