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はじめに:心理療法とは?(臨床心理面接特論(1)第1回)

京都大学の実情が。やはりユング派のカラーは強いのかもしれない。フロイトの精神分析とは違って。

 

臨床心理面接特論。4単位30章。19年度からは一と二という2科目で。心理療法とセラピストの個性の関係。
心理臨床や臨床心理学にはどのようなキッカケで関心を?大学では哲学。元々の生育史。大切な人間関係が出来てくると、自分の内側がむき出しに。不安定な部分や収まりのつかない部分が。上手くいかなくなる。傷ついたりする。友人がしんどいことになっていた。哲学を学んでいたけれど何も出来なかった。学んでも考えても自分自身に関わってこないのは何故?色々と書籍を読んでいたら、心理学というものを知った。自分を通して考えていく。悩みというのは普遍的に悩め、という先生が居た。臨床心理学は自分を通して普遍的に考えていく。自分自身を考え直したい。高校生の頃に絵書きになろうと思った。感性に興味が。哲学では頭で考えていたので、結びついていなかった。臨床心理学ではダイレクトに芸術と関連を。苦労したりしていた道が繋がる。基礎知識が無い。大学院に行くか編入学で三学年からやり直すか。学士入学を?父から何時まで学生をやる気だと怒られる。院に行くならまだしも。進学校の教師だった。進路指導を。そうこうしている内に養護学校の校長に。納得してくれた。高校時代に絵を。音楽も。芸術的なことをしていたのに、哲学を学ぼうと思っていたのは?夏休みにはデッサンの講習会に行ったりした。高校生の展覧会に。尊敬している画家の先生に、感想を聞いてみると、頭で描いていると言われた。別の世界に行ったほうが良いと。芸術への感性も持っていたが、思考優位の。別のことが合っている。出来るような勉強をしたほうが良いと父からも。哲学で食う?一種の妥協点。高校生の頃に繋がる経験を。西田幾多郎。心に響く。純粋経験。自転車でアチコチ放浪していた。海も山もあったので自然に身を置く。そういう哲学をやりたかった。哲学だけでは?臨床心理学に出会う。哲学とは根本的に異なるものだった?河合隼雄先生も数学をやっていた。数学的なものが残っていたりもする。臨床心理学の中には哲学的な視点も残っているのか。学びだして本当の意味で哲学が分かるようになった。ドイツ観念論が中心、体系だって居た。ピンとこない。河合隼雄に衝撃を受ける。色んな人の色んな悩みに付き合う。ハイデガーが言っていたことが分かったりする。発達検査や発達相談。重度の自閉症者など。どんなふうに成長するか支援する。そうすると哲学の認識論や現象論が分かっていく。言葉として学んでいた、半分異物のようなものが、心理臨床に関わることで自分の血肉となっていった。自分の核は哲学の基礎が。心理臨床の言葉で語り直す。哲学から学士入学。父にとって違う職場に通ったことが衝撃になった?コンステレーション。こういうことかと背筋がゾッとする。コンステレーションについては謙虚にならなければ。起こった時に、とてつもないものに包まれている。自分の意志を超えたもの。太刀打ちできない。自分で切り開いていくパワーと勘違いしていたけれど。色んなものが行き詰まっている、こちらが打開するのではなく、筋肉の力ではなく。心理学を学ぼうと思っていなかったら。普通はあまり意味がない、見逃してしまうようなこと。京都大学に学士入学。河合隼雄がいたから。還暦論文集。面白そうなことをやっている。非常に自由そう。木村敏。京大の医学部。木村敏の哲学にも傾倒していた。メルロ=ポンティ。身体論。浜田寿美男も。オリエンテーションは?京大には博士課程まで居た。ユング派?実は色んな学派の先生が。基本的な人間観では共通。クライエントと出会うことを中心に。その点については厳しかった。夢分析に興味が。京都大学の風土はユング派の風土が。病院臨床。精神科。相談室とは全く違う。統合失調症の患者。オリエンテーションはかなり折衷的に。クライエント中心。大切なのはどういうことか。非常に苦しんでいる人に悠長なことは言えない。危機的に介入。その場しのぎではなく長期的に。何々派であるとは簡単に言えない。ユング派や精神分析のトレーニングを受けていて骨が在る?それと違って柔軟?何でも屋だけど、心理臨床では色々、何々、という骨が自分にはない?スーパーヴィジョン。臨床の現場。これでいいんだろうかと不安に。トレーニングを受けたい。フランクフルトの精神分析のグループに話を聞いていただく。2ヶ月間トレーニングに参加する。精神療法は保険適用。現場感覚が凄い。クライエントも色々。ドイツの精神分析グループ。事例検討。柔軟にやっている。週1で対面でしてみるとどうなるか。様々な解釈技法が基礎にありながらも柔軟に。精神分析を軸に。オリエンテーションの。

 

臨床心理面接特論〈1〉心理支援に関する理論と実践 (放送大学大学院教材)

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