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ストレスに向き合いつつ健康に生きる(健康と社会第13回)

全くストレスが無いのは不味いというのは意識するべきかもしれない。

 

戸ケ里泰典。生きるということ。ストレスと上手に向き合う。困ったことや辛いこと。負担に感じ落ち込む。生きていくことはストレスに直面し対応することの繰り返し。どのように付き合うか。
ストレスという言葉。直訳すると圧力、圧迫。モノに対する力。20世紀の初めにセリエ医師。人間は厳しい環境にさらされると病気になってしまう。ストレッサー、ストレス状態。汎適応症候群。20世紀中頃まで、ストレス状態、反応の。20世紀後半になり、人間と環境。相互作用。関係に相当する。人は生きていく中で様々な環境と関わる。判断しながら生きていく。ストレスとの関わりでの決定、認知的評価。決定をしながら様々な処理をする、コーピング、対処。向かって処理をする。ストレスは幾つかに分解できる。ストレッサー、刺激の部分。認知的評価、関係の部分。ストレス反応。ストレッサーに対応できないと変化が。行動的にも。体内の変化。ホルモンのバランスが崩れるなど。行動面では過度の飲酒や過食などでより病気にかかりやすく。ストレス反応。病気になる前にどのように防止する?ストレス反応の前の対処。ストレッサー、認知的評価の意味。
ストレッサー。人生上の出来事。突如として。天災などの危機的出来事。人生上の劇的な出来事。ライフイベント。人生上の出来事。ホームズとライフ。配偶者の死や離婚、借金など。生きている様々な出来事をリストアップ。データと突き合わせて、健康状態の度合いをストレス強度と。配偶者の死を100点として相対的に点数化。クリスマスは12点、など。過去1年間の出来事がストレス関係疾患を。日常の苛立ちごと。デイリーハッスル。日常に頻繁に体験する。ラザルス。経験すると知らない内に悪影響。慢性ストレッサー。毎日遅くまで働いているなど。不安定な就労など。騒音の下での生活。家族の支援がない家事。精神的damage。1日2日ならともかく、毎日毎日長く続くことでジワジワDamageが。慢性ストレッサー。様々なストレッサーを減らすことは大事。状況を整えることなど。ストレスの源を減らす。行政や雇用酒の立場に在る人なら、環境を良くするのに務めなければならない。だが、人生上の出来事は心がけだけでコントロール出来ない。出産など。それだけでは不足。人間関係のこじれなども。ラザルスのストレスのプロセス。ストレスの処理。食い止める。
ストレスに向き合いつつ健康に生きる。ストレスの過程。ストレス状態にならないために。環境から刺激を受けると免疫力の低下などの生物学的影響がすぐに出るわけではない。処理をしようとする。人が周りから刺激を受けた時に負担となるか、ストレスフルなものかを判断する、ストレスの認知的評価。対処、コーピング。認知的状態の3段階。認知的評価。無関係かストレスフルか。自分にとって何の意味もない。朝新聞を、芸能人の情報。関わりないなら無関係。無害肯定的。勉強の甲斐あって難関大学に合格。肯定的な感情を伴う。ストレスフル。自分の信念などが脅かされる。受験に不合格。害、損失。自分の価値や目標、信念が脅かされる。脅威。苦難の浪人生活を。今後に及ぶ。挑戦。新たなチャンスになると、自分の利益や可能性のポジティブな。認知的評価の第2段階。何時何処で何をすればよいか決める。状況を処理したり切り抜けたりするのに何をするか。過去の経験や周囲の資源などに基づき、考えて方針を立てる。浪人の出来事。脅威。苦難を最小限に、予備校の先生に相談して心構えを。慰めてもらったり。出来事に検討を行い対応する。様々な情報を駆使して戦略を立てる。問題焦点型コーピング。ストレスフルな状態を脱する具体的努力。浪人生活に備える行動。情動焦点型コーピング。気晴らしをしたり不快な感情を取り払ったりコントロールしたり。慰めてもらうなど。逃げの姿勢?辛いや悲しいなどのネガティブな気持ちを抑えられないことはよくある。押し込めてしまうのは問題。身の回りの人が大事。第3段階。認知的評価の。振り返りと意味付け。認知してから多くの人は上手く処理し得るかの振り返りを。評価し直した結果ストレスフルではなかった、上手く乗り越えることが出来た、という評価を。上手く乗り切れなかったとの評価も。ストレス反応の方に進み、身体的反応を受ける。見直しの評価。現在に至るまでの繋がりを考え意味付けをする。間違っていなかったと振り返れば自信が付く。資源の大事さに気が付き今後も活かしていけるように。様々な気づきを通してストレス対処をする能力を身につける。その人が持っているストレス対処を推し進める力。対処の流れを振り返ることで身につく。助けられながら乗り切る。力の実態は?どうやって身につけることが出来る?自己効力感。統御の座。首尾一貫感覚。簡単に言えば生きている世界が首尾一貫している、腑に落ちる。3つの概念。周囲の様々な対処資源を上手く使いこなせる。日々の営みに生きる意味を見いだせる。自分の外側の周りの環境と一体化した感覚。ストレスに対処できる。
ストレス対処を推し進める力はどのように身につくのか。成長するという理論。90年代なかば頃から、ストレス関連成長。外傷後成長。逆境後成長。大きな出来事。トラウマティックな出来事。成長というのは出会う前を通り越して更に高みに。家族関係や友人関係などが強まる。精神的に強くなる。次に遭遇しても乗り越えていけるスキルを。様々な面の評価。どのように成長する?その人が持ってる見方の枠組み。スキーマ。一旦破壊される。どうしてこんなことが。考え方の枠組みでは到底理解できない。混乱が生じる。しかし、それが出発点となって、新しい枠組みを築ける。新しい世界観などが再建される。人生の目標などが再設定される。より超越した生き方に再構成。性別を始めとした特性。女性の方が大きい。対処の戦略を持っているか。出来事自体の特徴。どの程度衝撃的でコントロール可能なことか。解決困難なほど成長する。ストレス関連成長。ストレスの経験が必要。痛ましくて解決困難なことはそうそうない。出来る限り避けたいのが人の常。普通に生活しているだけではストレスに強くなれない?良質な人生経験が。出来事がどんなものでも歩んでいく人生が良質なら成長する。首尾一貫感覚を育むために。一貫性の経験。ルールが明確など。小学校の在る先生の学級では忘れたら掃除当番をする罰を。贔屓された女の子は免れた。一貫性がない経験。過小負荷過大負荷。バランスの取れた経験。小学校の夏休みの課題の量。頑張ればこなせる程度のバランスの取れた量の体験が必要。結果形成への参加経験。自分で責任を持って何をするかしないかを決定する。高2の夏休み。予備校の講習を勝手に決めるのではなく、自分も関わって決定をするということ。日常の中にありふれているが、ストレスに強くなる要素が。ストレスフルな出来事は自分自身で認識がしやすい。あえて自分の意識を向けないと些細な出来事の連続にも?良質な人生経験を見出すと、能力を育むことが出来ない。ストレスが無いと良い、というわけではない。ストレッサーが全く無いと質の良い経験をすることが出来ない。適度なストレッサーと付き合うことがストレスに強くなる重要なこと。認知療法。日々の出来事を頭の中で捉え直す。自信を取り戻したり人間関係を改善したりなど効果が。
適度なストレスが大事。決定に参加する経験が大事。資源を駆使して能力を身につける。人生を生きるということ。

 

健康と社会 (放送大学教材)

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