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日常経験から学ぶ(教育心理学概説第8回)

日常生活からの学びは自覚的であったほうが良いのかもしれない。

 

人が学ぶ仕組みを活かした学び。生活のためにする活動から。日常経験から。大人が仕事を?少し昔の研究。子どもたちが働く時に。背景から。学校という制度そのものが多様化。学校に行かない人も。学校ではないことから。いろいろやってみよう。学びが在る。学校の外でいろんなことが。地域のバスケットチームで広報誌を。高校では劣等生。学校外の学びと学校内の学びを。働きかけを上手く。卒業できれば地域にも利益。教育のすぐとなりに社会の問題や行政の問題も。
貧困層の子どもたちが路上でお土産物などを観光客に売る。学校には行っていないけれど、高度な計算をしている。路上計算。ストリートマス。路上数学。英語で検索。認知的関心の高い文化人類学者が。ブラジルで家計を助ける子供。どんな計算を。キャンディを椰子の実を、計算が違う?毎日やっている計算。スーパーで予算内に買物を収める。日常計算。学校の計算練習とどう関連するか。いろんな賢さが。人によって文化によって多様性が。繰り返しの経験や創意工夫が有利に?
路上で物を売る子供。ブラジルでキャンディを。学校に行ったことがなくても応用して適用範囲を広げて新しいことも。説明もできる。80年代のブラジル。儲けが出るように価格を。認知過程、ザックス。学習過程。稲垣波多野の中公新書。暇な時に聞いてみる。箱の分全体で考える。誰も教えてくれない。自分で。85年。当時のブラジル。学校に行かなかった子供が。随分良く計算が出来る。他の問題も解いてもらい。物売りでない子供と比較。お札についての知識も。大差がなかった。6種類の紙幣について正しく言い当てる。紙幣の何処で?図柄で判断しているらしい。金額の数字を隠しても判断できる。数字だけだと判断できない子供が多かった。紙幣でなくて数だけだと出来なかったらしい。お金についての足し算や引き算そのものは物売りの子供が良く出来た。計算の仕方も説明できる。28足す26。まとまりを作って自発的に計算する。数を分解してそれから合成。3倍も頻度が高かった。比率。子どもたちにとり難関。物売りの子どもたちは理解していた。クルゼイロ。説明を与える。単に儲かるように高くつければ良いのではなく、複雑なことを。高すぎても売れないし、たくさん売る時には少し安くするなど価格の調整。売り切ることが出来るように。何本か一度に扱うことも必要。インフレが激しかったので大きな価格を扱うことも。お金の単位が変わる。学校に長く行っている子供のほうが理解が高い、という訳ではない。経験そのもので計算機能を。仲間内で協力しあって。考えついていろんなことをやり、他の子が見ている。全体として何が起こっているか分かる。
ブラジルには海岸で椰子の実売りを。ココナッツ。同じような観察。キャンファー。椰子の実について考えてください、数字だけで考えて計算する。やることや答え方に違いが?経験からの実用範囲。10個のヤシの実の計算。実際には有り得ないけれど、計算上で。10個で幾ら?時間の感覚が。即答しないので経験したことはないような。たかだか3個が現実。計算できる答えとして考えている。3個に3個、更に4個必要。3戸と個に。105105105、更に35。かなりなステップの計算を。数の足し算は応用的に出来る。1回やっただけなのに答えは合う。経験にないことでも可能に。実際の場の中で経験が蓄積。学校の場での学びと違っている。問題を変えて、35×4。椰子の実のイメージがない。答えは200。間違い。何が起きているか。キャンディの売り買いで経験がない問題を解いて説明できる。椰子の実の子供も自分の経験をベースに数を操作する。学校で学んだわけではない。数字だけになると経験が活きてくる訳ではない。
違いは何故か?離れたことを聞くと苦労する。2つの研究を比較。キャンディは比率について。椰子の実は数字だけだとうまくいかない。学校の中で解き方がわかったふうにする。何度も経験していることをベースに抽象度の高い問題を。数字だけの問題にして答えられない。2つくらいの要因。経験そのものの質や量、タイプ。少しずつ多様な問題を経験する。違いを考えずに色んな扱う数値の幅の広さ。どちらの子どもたちも数値の幅については広い。バリエーションによりどのような差が出るのが説明しづらい。計算のタイプ。キャンディの方が有利?1個だけ売るのではなく色々なタイプを計算できる。タイプが変えやすくて有利だったかも。椰子の実が経験自体がバリエーションがない。キャンディの方が複雑。現実に近いけれど。色んな組み合わせを扱わざるを得ない。瞬時で対応が出来ないと。現実のものがどれくらいの大きさで組み合わせはどうか。現実社会そのもので決まっている。真似ることが出来る。色んなものが試させてもくれる。現実問題を。買い物を沢山やるとリアリティが高まる。在る種の縛りがあるが、上手く活用する。課題の真正性。きちんと学校の中でどう扱うか。リアルな方が扱いづらいことも。制約は社会で何が出来るか。社会と教育を近づける。数を色んな形で。学校で学ぶこと。経験の裏打ちのない計算。社会との関係でいうと真実性がないことに。現実の人の学びを理解。椰子の実で個数と言うかどうかにも関係する。学ぶ本人の視点から。領海可能なのかを視野に入れていくのは大事なこと。教育現場で計算の仕方を。意味を把握するのと。算盤。習熟することが数の理解に繋がらない。全国大会に出場するような中学生に。5進法的。しかし現実の問題には適用できず。計算の意味を理解。自発的に似たような問題を作って解く。解き方そのものを検討する。
学校を出てからスーパーで。カリフォルニアの成人のプロジェクト。計算課題というのはあまり出来が良くないが。お買い得。日常生活では計算に困らない。本人から見て廻りの世界がどう領海可能か。やっていることを説明できるかどうか。適応できるかどうかを。研究を通して自分にとり意味のある場所で何度も経験することで学んでいく。学校の課題だけではなく。自らの有能性を。間接税が高くなると。有能さを自覚しているのではない。つい最近のこと。自覚していなけれど人間は有能。何が起こっているかを把握することで学校や教育心理学も変わっていける。学校教育の中にある具体的な経験。抽象性を扱う時にもリアリティアが。学ぶの可能性を掘り起こすのが学校教育の目的。

 

臨床心理学概説 (放送大学教材)

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