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世界で進む「学び」の転換(カリキュラムと学習過程第7回)

世界や日本の教育の実態はどうなのか知る必要がある。一応は出身高校のOB会の役員もしているので、どんな教育をしているのかなあと。

 

授業研究の国際化と再活性化。世界で進む学びの転換。カザフスタン。旧ソ連を構成していた。カザフスタン。カスピ海や新疆に接する。91年に独立。カザフ語とロシア語。11年から毎年カザフスタンの会議に。ナザルバイフ知的学校が主催。NIF。10年に作成された計画、発展戦略計画。中等教育機関。20のNIF校。世界的に高い水準の教育を。首都で行なわれた会議の終了後散歩をしていた。中学校の女子生徒2人が話をしようと近づいた。インタビューを。英語の練習を。質問を思い出そうとした。思い出した。生活や社会にとって平行線、パラレルラインはどのような意味を持つか。今回りを見渡しても平行線のない世界は無い。軽い緊張を。どのように答える?問いの深さを理解して質問していたとも思えないが。2人のインタビューは大きな示唆に富む。カザフスタンの教育が何処へ進んでいるか。外国語習得の方法と習得。英語は第3言語。数学の課題。中1時点で英語による数学の学習が。ICTの活用。スマートフォンで単語の検索を。様子を動画で撮影され、プレゼンテーションに使われた。教科の学びを社会に結びつけている。教科書の定義や例題を離れて。インタビュー相手を探すこと自体が教育。平行線は?という本質的な質問の質の高さ。概念的な定義や例題を覚えるだけではなく。多くのインタビュー相手から説明されれば、平行線は何なのか考えることになる。社会や人との直接的なコミュニケーションを。仲間との共同の学習を。学びそのものを楽しむ。このエピソードを先生方に話している。日本の関係している国を30挙げてもカザフスタンは入る?17年に国際博物博が。レアメタルなどの産地、宇宙飛行士が帰ってくる場所。世界の国を幾つ挙げられる?特徴は?国際認識の外にあるところで教育改革が大きく展開されている。高い次元でのICT。現時点では日本でも半数の教師が意識の転換に苦労している。この2人の女子学生は学校に通っている。新しい能力についての。新しい学力への転換。教師の意識改革が必要?刷新しなければ実現しない。多くの場合は新しい学びを理解しても授業は変わらない。一斉型の授業に終始してしまう。新しい認識は実現しない。ならどうすれば?
カザフスタンの例に戻る。10年に成立したNIF。教員は特別なプログラムを。ケンブリッジ大で開発。研修プログラムでは対面型のセミナーで。新しい学びの方向性を。2ヶ月間に亘り実践をする。その後に2ヶ月のセミナー。対面型セミナー。ケンブリッジ大から。中間の学校勤務に戻ってから、成果を挙げ、その成果を持ち込む。日本のシステムを持ち込んでいる。思考力を基盤に教育を。カザフスタンではパッケージ化して輸入して最先端に触れさせる。トップダウンからボトムダウンへの荒療治。多くの教員の意欲は高い。教育の変革の必要性を。学力と授業づくりについての新しい潮流。シンガポール。人的資源の開発に社会の優先順位が。教育の価値が高い。国際的な学力調査でも評価が高い。寝る間を惜しんで?20世紀の末から転換を。04年に示された、少なく教え、もっと考えさせよう。よりよく教えることを求める。よりよい生活を築くために。質の高い教育を。生徒の思いに寄り添う教育を。それ以前は激しい訓練だったが。仲間との交流を重視。日本の学校教育も同じような転換を。生活科の導入や98年の総合的学習の導入。思考力を中核として。教育の原理的転換を進めている。小中学校の転換を通じて努力が重ねられている。多くの国において学力観のパラダイムシフトが。子供による学びの。どのようにしたら転換を移すことが出来るのか?世界中で起こっている。等身大の学びの姿を。生活の充実が必要。能動的な学びをコンテンツの切り貼りをした20世紀と違う。生活を顧みる。個別的知識の獲得がメインになってしまい問題が。コンテンツ型の学力からコンピテンシー学力へ。
学力観の転換。反復練習に留まらない。以前から世界のスタンダード。ケンブリッジ国際試験。Oレベルの試験問題。大学入試センター試験との比較。03年の歴史の問題。アジアの歴史に関する。選択問題。合計5問。2時間30分。中等教育の修了、大学へは2年間の教育が必要。あくまで高校卒業の試験。現行の大学入試センター試験や検定試験とは本質的に異なる。高いレベルの思考力が要求される。論述する力が。単なる知識ではなく、自分の価値判断と説得力ある論拠を。自分なりの論を持つ。本質的な問を温めて学んでいる。深い思考の力や表現力を。将来の希望。世界で活躍したい。世界のグローバルなステージで。荒唐無稽ではない。従来型の大学入学試験では?正しいものを選べ。カッコの中にいれる言葉を選べ。学びや問いの奥行きがまるで違う。伝わるように叙述するのと叙述の真偽を確認する。出題者と解答者の役割が入れ替わっている。どちらが大学で学ぶ能力を測れるか?大学入試の改革。教育全体が、子供が学ぶ学びへ、という動き。捻れが生じている。どのように解消するか?逆戻り?進展を見せる状況が整いつつ在る。本格的な大学入試の改革の時期が到来。中央教育審議会。高大接続改革。新しい高校教育と大学入試。高校教育と大学教育、大学入試を一貫したものとして。14年12月の答申。21年入学者から新しいテストを実施するスケジュールで。中学高校の学びが従来型にではなく、21世紀の学びに。単に知っている、というだけでは解答の出来ない問い。新しい価値を産み出す学力へ。パラダイムシフトを。総合的な学習の時間などで小中学校で取り組んでいる。高校での深化を。ICTを利用した反転授業。個人学習と集団学習を。グループワークや集団学習を。学生を学外や海外に連れて行くなど。大学においても大学教育で何を身に着けたかが問われる。アクティブ・ラーニング。スーパーグローバルハイスクールなどの改革。大学入試を初めとする高大接続改革。現行の大学入学試験制度。30年代にも継続している?日本の教育が旧来のモデルのまま進行するのは想像しづらい。21世紀に入る前、98年から。教師や学校によって取り組みの質に差異が。全体としてみれば10年間で地域の問題や世界の問題に取り組み探究の力を育てる時間として定着。全国の学校に定着。総合的な学習の時間。地域の人や専門家と協力をして問題解決の作業を。OECDも有益な成果を生んでいることを認めてる。12年のPISA調査のレポート。活用の力が問われるB問題について良い成果を。学力を廻る世界の潮流。総合的な学習の時間。設置の当初からコンピテンシーベースの。構成主義的な。探究的な単元。21世紀型の学習に有益。より充実させることで主体的に人生を切り開く知的に逞しい。日本の教育の先進性。授業研究が世界的に注目されている。子供が積み重ねながら学びを。21世紀型の学びを。更に子供の学びの質を高める必要が。未来志向の。

 

カリキュラムと学習過程 (放送大学教材)

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