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学校図書館の現状と課題(学校経営と学校図書館第3回)

学校図書館の現状については把握しておかなければ。読書の習慣を身につけるのは教育に重要であると思う。

 

全国学校図書館協議会などの調査。課題や必要な対応。
学校図書館の現状。文部科学省の学校図書館の現状に関する調査。2年に1度。全数調査。毎年、抽出調査。16年度の調査の結果。15年と16年の調査の結果。全国学校図書館協議会研究部長の竹村和子。学校図書館環境。学校図書館メディア。各校舎の1校あたりの。小学校が8920冊。中学校は1万冊以上。高等学校が2万3千冊以上。学校図書館図書標準。中学校で55%。目録の電子化。ここ10年で大幅に増加。図書以外のメディア。新聞の配備。児童生徒がインターネットが可能な情報機器。情報センターの機能を。ICT環境。学校図書館メディアの現状。図書購入費。高等学校は90万未満。生徒数が多いから。一人あたりはかなり少ない。図書以外のメディア。小中と高校の格差が大きい。視聴覚メディア。まだまだ充分とは言えない。購入費。図書中心。学校図書館の施設。学校図書館法。図書館が必須。設置率。15年の調査。いずれも100%。広さ。若干広くなっている。最低2クラスが利用できるように。職員の教材作成のスペースも必要。学習成果物の展示ブース。特別支援教育の為の個別ブースも。学校図書館施設基準。職員。司書教諭と学校司書。12学級以上の規模に司書教諭の配置が義務。高等学校で84%。12学級以上の学校。学校図書館の業務のため授業時間を短縮する学校は10%台。学校司書。60%台。常勤では10%台。高等学校では50%台。配置の組み合わせ。司書教諭も学校司書も。42%。司書教諭のみ、学校司書のみ。両方とも配置されていない。18%。校務分掌の職員数。小学校は1.9人、中学校は2.2人。高校は3.5人。10年前から殆ど変化がない。利用が増えている現状からは少ない。
学校図書館の活動と活用。経営。効果的に経営するにはマネジメントシステム、PDCAサイクルに則ることが。学校図書館経営計画。計画の策定。高等学校で58%。ボランティアなどの外部の人材や諸機関との連携も必要。ボランティア。高校で2.8%。公共図書館との連携。高等学校は51%。経営の現状。学習指導要領で主体的に学ぶことが。学校図書館の充実が不可欠。利活用。全員が知る必要がある。校長のリーダーシップ、教育委員会の理解も。能動的学び、アクティブラーニングが求められる。重要性が更に増す。学習活動と読書活動で。学習活動との関わり。利用指導が大切。新入生へのOrientation。非常に大きな意味を。Orientationの現状。高校は93%。平均指導時間は3.3時間。Orientationは学校司書が担当することが多い。新入生Orientation。特活の時間が多い。実施率が高い。利用する生徒が多くなったから。教職員の理解や活用スキルの向上も。研修は高校では5割に留まる。使っていける指導が不可欠。教職員の異動もあるので毎年の実施を。学校図書館の活用が位置づけられている学校は?13年の調査。高等学校で38%。読書活動。全校一斉に。高校は42%。始業前に実施。高校は63%。実施の頻度。中高では毎日実施が一番多く、高校では44%。児童生徒の読書の状況。16年の調査結果。平均読書冊数。高校は1.4冊。小学校の10分の1。厚さを考慮しても少ない。小学校は高い水準に。01年教育新生プランにも。各自治体では推進計画が策定され、読書活動を推進する取り組みが。学校教育の中で読書の価値が認められ意識される。読書の時間の確保を。山本隆治。読書は3つの対話である。著者と対話。経験や体験とも対話。自分自身とも対話。内面を広げ人間の内側に他者を理解する受け皿が出来る。受け皿の差で受け取り方が違う。幅が広い分野の読書を。同じ本を呼んだ者同士が語り合う読書会。自分の読みと比較して振り返る。読書冊数が多いから定着している、という訳でもない。一斉読書などで読まなければならない時間、読まされる場の設定。自分から読むという行為には結びついていない。習慣化されない子供も。不読者。高校生では2人に1人。読まない者は全く読まない二極化。読む時間が確保されていないと不読率は高まる。部活やSNSに時間が取られるだけではなさそう。読書を楽しいと思っていれば僅かな時間でも読書をするはず。興味関心を捉えて大人が本を手渡す取り組みが必要。どんな本を読んだか。同じ作家の複数の。シリーズ物。ライトノベル。よく読むのは小学校高学年と中学校女子。商業的にはライトノベルは高校生がターゲット?狭い意味のライトノベルと違うものを読んでいる?ボカロ小説。アニメ漫画のノベライズ。読書傾向に着目していきたい。定義が曖昧。文部科学省のホームページに。全国学校図書館協議会の調査の結果は学校図書館の11月号に。最新のデータを。
学校図書館の課題。環境の課題。メディア。現状では未だに図書中心。図書でさえ図書標準を達成しているのは5割以上が中学校では不足。機能を高めるには最低限クリアーを。年間図書購入費。10年で良くて横ばい悪くて15%低下。必要な資料が集められなくなる。地方交付税であるがゆえに図書館以外の用途に。学習情報センターとしての図書館の機能の教科を。多様なメディアについての。施設面の課題。広さも若干は広くなっている。情報センターとしての機能を高めるべく、学校図書館施設基準では現状の倍以上に。2つ目の学校図書館も。職員に関して。司書教諭の配置。11学級以下は義務ではない。大抵が兼務。担当する時間が確保できるようにはなかなかいかない。学校司書の配置はあくまで努力義務。中高では常勤が1割。ハード面の整備。国による施策が。図書主任などが中心となって検討を。活動と活用。ハード面の充実だけでなく。活かした実践を充実。ソフト面の。読書センターとして。学習センターや情報センターとしての取り組みはまだこれからの段階。中高では顕著。授業への活用。指導法の改善が必要。計画的に位置づけられているのは高校で4割に。教職員向けのOrientationは高校で5割が未実施。アクティブラーニング。教育方法を広めるべく働きかけを行うのも司書教諭の役割。

 

学校経営と学校図書館 (放送大学教材)

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