F-nameのブログ

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滑稽さ。

明治時代とそれ以前の時代を分かつものは色々とあると思うが、新聞というメディアが誕生したのもその一つ(書いていて私は新聞部に属していたのを思い出した)。その新聞の中に、明治時代に宮武外骨が実質的な発行人になっていたのが「滑稽新聞」であり一定の成功を収めた。内容としては現在の週刊文春をイメージしてもらえると良いのではないか。宮武外骨は何度も発禁処分を受けたが(戦後にGHQから受けたこともある)、ジャーナリズム精神を死ぬまで発揮した。彼や様々な人々が日本のジャーナリズムを築いたのは記憶に留めておかなければと思う。