このentryを書こうとしてnetを彷徨っているうちに、京都大学の総長を勤められていた頃の長尾真先生の学部入学式に於けることばのページに辿り着いた（と言っても長尾真先生って誰と思うだろうけど碩学の方と思っていただけると良い）。読んでいて背筋が伸びる思いがする。リンクを貼るので一読していただければ幸いである。21年前のメッセージであるが現在でも通用することだと考える。慄然としたのはこの文章である。「今日、我々はこの中国古典『大学』の精神を忘れて、大学で知識のみを学び、知識をもて遊んだり、立身出世したり、金もうけをしたりすることに夢中になってしまっているのであります。」
