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日本の刑罰体系の変更と書籍。

NEWSでは刑事裁判に於いて被告に下された判決を伝えることが度々ある。「懲役○○年」やら「執行猶予○○ヶ月」と言った類である。なお懲役刑は刑務作業が科される(それに対して科されないのを禁固刑と呼ぶが稀である)。ただ懲役刑だと刑務作業を時間が取られ更生支援が不十分であるとの指摘がされていた(20年の再犯者率は49.1%で20年前と比べて15%増加している)。それで懲役刑や禁固刑をまとめて拘禁刑に一本化して、受刑者一人ひとりに合わせた更生プログラムを組むのを可能にする刑法の改正が為されることに。問題は刑務所側の体制を如何に確立させるのかになる。

という訳で、刑法が大幅に改正されることに。まあ刑法に関する書籍はドンドンと新版になるであろう。何しろ刑罰の体系が改正になるのは、刑法の制定以来115年ぶりであるのだから。