F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

刑罰。

俗に言う日本の法学部では、刑法総論という法体系を最初の頃に習うこととされている。刑法の定義としては、犯罪と刑罰に関わる法律とされる。刑罰にも色々あるが、重いものには死刑や懲役刑があり、主としてそういう刑を科すことは妥当かどうかを議論する。それが刑法総論の大半の内容である。昔の刑法学者は、刑を科すのだから哲学的な根拠を突き詰めて犯罪になるかの議論をすべきだ、そういう風に考えていた。故にやたらと論争的な理論が作られて批判されていった。それが面白いと感じられるなら良いが、そう思えないと法律学から落伍してしまうことも。もう少し馴染めるようなことから、法律学の勉強は始めた方が良いのかもしれない。