F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

学校のいじめ防止: 新しい取り組み🏫 生徒指導と教育相談第5回(その4) #放送大学講義録

昭和末期より体制は整っているように思う。体制は、だけど。

 

------講義録始め------

 

いじめの予防に関して、平成25年に施行されたいじめ防止対策推進法により、国、地方公共団体、学校が基本的な対策の策定義務を負いました。地方公共団体はいじめ問題対策連絡協議会の設置が可能になりました。学校側では、道徳教育の充実、早期発見のための措置、相談体制の整備、インターネットを通じたいじめ対策が重視されています。早期発見の一環として、学校でいじめアンケートが実施されるようになり、相談体制の整備にはスクールカウンセラーや養護教諭の活用が推奨されています。さらに、国や地方公共団体の政策として、いじめ防止活動に従事する人材の確保や啓発活動も定められています。東京都では、2014年にいじめ防止対策推進条例が施行され、基本方針が策定された上で、未然防止や早期対応が強調されています。特に、スクールカウンセラーによる全員面接が実施されており、これにより子供たちとのコミュニケーションが促進されています。