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排除される人々と家族(リスク社会のライフデザイン第13回)

よりそいホットラインという事業があることを初めて知った。いざという時に使えるかもしれない。中年単身者としての私にも他人事ではない。

 

リスク社会と家族。よりそいホットライン。社会的包摂サポートセンター。パーソナルサポート事業。
格差が拡大する社会では、社会から排除される家族、家族から排除される人々が増加しがち。
社会から排除される人々。リスクの多様化、階層化、普遍化。
リスクの多様化。安定した雇用がセーフティネットにならない。従来の社会保障の枠内では収まらなくなっている。
リスクの階層化。格差が。再生産。20年の不況は親を直撃、不安定な雇用に。世代間連鎖。貧困の再生産。
リスクの普遍化。完全雇用、核家族が不安定に。普遍的なリスクをもたらす。
家族の変容。世話の大半は女性に負わされてきた。家族機能の外部化で事態に対応出来なくなる。貧困化する高齢化家族、母子家族。
単身世帯。特に高齢単身世帯。中年期以上で単身者は珍しくない。身内を居ない、疎遠になっている世帯は多い。家族崩壊。男性の単身化。孤立死が発生しやすい。失業病家族崩壊、自ら絆を断ち切る生き方。家族を前提としての社会だったが、今や例外と片付けられない。生活保護世帯で高齢者は増加。社会的信用の付与も無い。暮らしとケアを保証する必要あり。
衰退するケアの機能。広義のケア。家族が豊富だった。人に対するケア事業は重要。対人ケアはなかなか得られない事態に。家族機能の事業化。ついていけない人が問題。ジェンダー家族に埋め込まれ、性別分業の正当化。ケアを社会的に担保するのは遅れている。
社会的排除。より動的なProcessにフォーカス。社会的剥奪。そこに至るダイナミズム。3つの周辺化。経済的。不安定で低賃金の仕事。社会的。社会的参加が出来なくなる。孤立に。政治的。政治的な発言が失われる。3つのマージナル化。社会の結束や統合性が失われる。個人的にも様々な問題が。相互に関連し合う。増えれば増えるほどリスクが高い。リスクを抱えた社会。社会的排除と家族。ポスト工業化社会。マクロな経済の二極化。不利な諸条件の為に結婚できない。離婚や家族離散の増加。放置遺棄。生活保護の機能を持っていない。90年代以降。雇用の流動化と関連。文化的荒廃とも関連。全ての問題を自己責任とする?社会そのものが分断される恐れが。
よりそいホットライン。国の事業。24時間無料の電話相談。社会的包摂サポートセンター。支援network。11年10月に発足。無料でかけやすい電話相談を。国の補助金。被災の悩みというより、元々からの悩み。日本社会が壊れた?社会的包摂。13年に38万軒。1晩多いのが40代。男女半々、仕事がない、生活保護、後は病気、ウツ。大人への暴力。セクシャルマイノリティ。女性だと幼い頃の性虐待。希死念慮。隠れざるを得ない問題のニーズ。親密圏だと声を上げづらい。法と制度の狭間に。現代日本の世相は?ピカピカの人は居ない、傷のない人は居ない。コミュニティは機能不全。職場や学校のイジメ。家庭内虐待。発達障害。知的障害。対応が出来なくなっている。貧困も加わる。他者に優しくできなくなっている。労働市場や学校も厳しい。ハンディを持っている若者は徹底的に排除される。優しい人が周りに居ない。DVで相談しても、「我慢しなさい」と言われる。暴力を容認している場所に。排除されながら暴力に晒されている。誰も手を差し伸べない。子供にとって、大人の社会はもっと厳しい。安全は金で買わないといけない。マスコミの人間は恵まれた層。労働組合に入っている人も恵まれている。家族の中の排除の問題。家族が丸ごと社会から排除されている。職場で一生懸命やるのが辛い。100回採用試験を受けても通らない。家族から排除される。職場や社会からも排除される。家族に代わる何かが必要だけど。いい大人に巡り会えない。性虐待は多い。良いオトナ。温かいおせっかいなおじさんおばさん。見えない深刻でリアルな実態を白日の下に晒す。
当事者の抱える複雑化した問題の全てを扱う必要がある。伴走型支援。全員参加できる社会を。

 

リスク社会のライフデザイン―変わりゆく家族をみすえて (放送大学教材)

リスク社会のライフデザイン―変わりゆく家族をみすえて (放送大学教材)