私は長らく施設警備に従事してきた。思うのは、背徳な行為は幾らでも可能な業態だということ。巡回業務で座り込みの若者を排除しないことも出来るし(私は殆どしなかったが)、出入管理で許可されていないのに通すことも(致命的にはならないようにはしたようだ)。第一、施設の鍵を預かっているので、忍び込んで物色などすることも出来る。勿論変なことをしそうな人間については初めから採用しない。その成果か勤務していたところでは内部犯行は無かった。結局、施設警備では人が全てだということだろう。まあ大なり小なり他の業務にも当てはまるけれど。