警備の仕事をしていた時は、受け持ちの警備区域につき警戒をするのが主な任務であった。範囲が広いと色々なことが起こる。女子高生と思しき方々が階段で座り込み他のお客様が通れなかったり、店先でホームレスhomelessらしき人間が酔っ払い寝込んでいたりして、それらは声掛けをして止めてもらう。日常的に繰り返される話である。喧嘩をする訳にもいかないのには苦心する。後は火災に対する警戒も欠かせない。勿論、火災報知器が張り巡らされているので、それらに異常が出たら対処をする。何も無いように警戒をするのは難しいことであるのが身にしみて理解出来る。