安全や秩序を保つこと。商業施設で警備員をすることなどが含まれる。何も事案が無ければ楽な仕事だと昭和時代の後期では考えられていたが、平成初期に施設警備の業務に就いたら何かと忙しい仕事であった。車いすのお客様の案内などにも対応しなければならないし、店舗内の窃盗行為などで立ち会ったりもする。そして深刻な事案がゼロである筈もない(でなければ予め警備員を用意しないだろう)。閉店後に残留者のチェックをしていたら、従業員用便所にホームレスらしき人間が新聞紙で焚き火をしているのに出くわしたこともある。凶器などが無くて反抗も無かったのは幸いだったが、警察署に行ったりなど翌朝まで関わることになった。「保安」と一口で言っても様々に大変である。
