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子どもと生活ガバナンス(生活ガバナンス研究第5回)

確かに地域社会の形成なしに子供は一人前になれないように思う。友達と遊ぶことも必要だと思うけれど、それが欠如しているのは問題かも。

 

子どもたちと遊ぶのが大好き。同じ目線で。学習指導も。まちづくり、ジオラマ作り。屋台みたいなものを作る。イベントで活躍。子供の生活環境はどう変わったか。身近な生活環境を改善する。
ガバナンス。イメージしづらい。生活する当事者が自ら意思決定する。子供が主体的に環境を改善。
子供の声。最近は遊び声が騒音だとして問題にする。東京で噴水の中止。そもそも元気なもの。子供は本来やかましいもの。共感や余裕がなくなる。人々の生活の変化。コミュニケーションで解決してきた。変化が課題。82年当時、遊び場の環境の調査を。知らない子の音は騒音だが知っている子はそうではない。当事者に聞き取る。原理が適用されるなら。互いに知り合うことで。ボール遊び禁止、大きな声を出すことの禁止。公園の禁止事項は増える一方。公園課は苦情への対処が必要だと。子供を取り巻く生活環境の変化。生き生きと育てやすく。目に見える変化に囚われがち。社会通念の変化も。子供が声を発するのは自然。時に大声を、器官の発達にも重要。自然と大声が出ていた、それが自然。ベルリンで信頼保護条例。子供の声は騒音ではないとする。長年の運動などの蓄積。子供の成長を育む社会の懐の深さを。
子供の声の騒音問題。不寛容を。時間を無駄にしているという意識を。習い事やスポーツクラブで時間管理を。周りも習い事に。時間空間仲間が遊ぶには必要。時間がないのに加え公園道路でも遊べない。遊べる環境で無くなっている。遊び仲間も減ってくる。集団社会体験が減っている。周辺にいる大人の態度。子どもの発達について。「人間はどこまで動物か」椅子に座っている時間が最も長いのが人間。徐々に外に出て戻り、探索行動。活動範囲を広げる。ムラ社会の中でも。遊びの行動が段階的に広がる。農村集落の方が理解が浸透。ムラが必要。子供の発達。ピアジェ。外界との相互作用。世界の認識を自分の中に。カーソン。「沈黙の春」。5歳の甥っ子、センス・オブ・ワンダー。世界の認識を作り変える。生物と環境との関係。アフォーダンス。相互作用の関わり。椅子の形を見ると座るという行為が触発される、モノと行動との関係性。ギブソン。子供には主体性や想像感の。社会関係についても仲間との付き合いで行動を広げる。物的環境の。行動圏。子供の移動の自由が保証されづらい。
子供の生活環境の変化。82年に、昭和の初めや30年代、現在の子供の生活を、地図に表す。三世代遊び場マップ。遊びの多様性も薄れていっている。昭和初期は豊か。逆比例の関係という仮説。08年に子供は立派な親になり子供が出来る。4世代目の遊び場マップを。82年と08年の違い。更に屋外で遊ばなくなった。家の中と学校。道路も消滅しかけている。アンケート調査。道での遊びは今は殆ど見られない。親に危ないからと言われるなど、安全安心の面。交通事故と不審者。不審者ごっこ。社会の変化は防犯面などでも影響を。中高生の遊び場マップ。ファーストフードやコンビニばかり。小学生もよく行く。ファーストフードやコンビニエンスストア、どこでも同じ風景。無いと困るというか、何処でもあるので生活に欠かせない。消費社会の神話と構成。ブランド品など皆が持つものを購入する。消費社会は環境に染み込んでいる。CMのコピーライター、如何にものを買わせるか。幾重との鏡像。裏返しで自己肯定感が低い。国際調査で意識の違いが顕著。
子供の生活環境をどうするか?生活ガバナンスの課題。家の前の道路で遊べるのとそうでないのと。遊び友達や保護者間の関係が盛んに。社会化。車の速度が時速30キロ以上で死者が急増、住宅地では30キロ以内に。幼児はスピード感も判断できない。教育にも限界が。70年代に生活の庭という道路の改造に。道路上に砂場を作る。周囲の人が子どもたちを気にかける。近隣で助け合いコミュニケーションを。我が国ではコミュニティ道路、暮らしの道。歩車共存の道路。道路の改造は進んでいない。道路交通法も改正されていない。法律上もしっかりと子供が遊べるように。イギリス。ストリートパーティー。車を締め出してイベントをする。子供や大人が楽しむ。98年に議会に陳情を。道路の改造に。チューリヒの道路。歩車共存道路へと母親の手で。資金をバザーで集め卓球台を障害物として置く。DIYで道路を作る。手創りの道路改造。日本でも何処でも出来そう。30年後にも相変わらず子どもたちが遊んでいる。テーブルや卓球台。入れ替えている。子育て世帯が越してくる。育ちやすい環境。コミュニケーション。隣近所の。東日本大震災で浮かび上がった絆という概念、ソーシャル・キャピタル。社会関係資本。自分たちの手で解決する。行政が関わると税金が高くなる。文化資本や社会関係資本。哲学する民主主義。ソーシャル・キャピタルの違い。昔の方が豊かだったと思われる。これからは?如何に壊れた関係を再び紡ぐか。多くの人が巻き込まれることが望まれる。社会関係資本が再構築。良寛。愉快なお坊さん。40歳を過ぎて死ぬまで子どもたちと遊ぶ。子供と遊んで歌に詠んだり書を描いたりする。子どもたちと共有。レレレのおじさん。高齢者の生き甲斐にも繋がる。高齢者福祉にも。
子供の声を聞いたり子供と話すことが大人社会にも望まれている。条約の意見表明権。子供の参画を。企画計画意思決定に。参加ではなく。弱い存在が大人と対等に関われるように。ユニセフのハビタットツー。世界で数千のプロジェクト。日本はこれから。就学前の子供から。子供を抱えた世帯が流入し少子化対策にも。子供の人口増加にも。車を持たない環境に優しい子供に優しい地域社会。子どもたちは遊びに専念、大人に話しかけられ安心感も。一世帯最低3人?自然と子供が産まれる。少子化にも決め手に。PDCAのアクション・リサーチ。実践の中で。子どもたちでも大人以上に出来る。計画して実践する。上手くいかなかったらやり直す。子どもたちが広場を公園に整備する。色々調べて遊具が必要だと説明する。屋台など。子どもたちの居場所を町の中に広げる。環境の再構築。学校から地域に広げる。遊べる道路。空地を公園に。皆で楽しめるようにする。物的環境だけでなくソフト面も。遊びの機会を提供したり。プレイワーカー。ソーシャルワーカーの役割も。民生委員や児童委員。制度の展開の中で形骸化しているところも。子供の参画で地域社会と人間関係を。マネージメントする専門家の育成を。
本日のまとめ。騒音と言われる遊び声、コミュニケーションの問題として。騒音の問題は虫の音も騒音になるかもだが、日本人はそう感じない感性を。考え方の問題。欧州でも問題となったが、道路をコミュニケーションの場に変える。日本での井戸端会議。住宅地前の道路はコミュニケーションの場へ変えていく。生活環境が豊かに。高齢者の生き甲斐などセーフティネットにも。行政依存ではなく自分たちで出来ることを。隣近所で助け合う。家に閉じこもりゲームなどの機器で遊ぶ。外に引き出す。心身ともに成長し社会化。主体的に環境づくりを。ガバナンスに大人たちが意識を。プレイワーカー。まちづくりにも関心を。子供と遊びながらアクション・リサーチを。生き生きと遊ぶことが必要。

 

生活ガバナンス研究 (放送大学大学院教材)

生活ガバナンス研究 (放送大学大学院教材)