今日は昼に関西テレビ(俗に言うカンテレ)で、映画「阪急電車」が放映され鑑賞する。有川浩(今は「ありかわひろ」名義で活動されている)先生のげんさくである。
題材を阪急今津線(厳密に言うと今津北線)にして、宝塚から西宮北口(地元の人間は「西北」と呼ぶ)まで秋と春に往復して、人間模様というか人情の機敏を描く。最初に主役の中谷美紀さんが、いきなり修羅場を味わう。この他にやり切れない人間心理も次々と出てくるが、最後はハッピーエンドで締め括られる。ホッコリしたい時に鑑賞されると良いのではないかと思う。今日は9年ぶりに視聴したけど、悪役が大々的に分かるので善人が浮かび上がるような演出になっているのに気づいた。まあ彼らも好きで悪役をしているのではないのだろうけど。それから原作も読んでないので紐解こうかとも。