高槻のJAZZSTREETより横浜の方が盛り上がっているのだろうか。比較が必要かも。
坂井素思。社会的協力とはどのような行動か。協力とは?お互いにラジオを聞こうという意思がなければ成立しないし、喋ろうと思わなければ伝わらない。ラジオを媒介して、2つの力が存在していて合わさった時にそれ以上の力があるのが協力ということ。グリム童話集。ブレーメンの音楽隊。ロバが犬猫雄鶏を誘ってブレーメンに。音楽隊に参加して強盗の家までもせしめる。4者の協力でハッピイに。4つの特徴。ロバと犬と猫と雄鶏という奇妙な組み合わせ。犬と猫は犬猿の仲。猫と雄鶏も食う食われるの関係。それぞれの役割を。協力関係の中で多様な様相を見せる。多様性が存在することが協力ということの1つの条件に。多数性や多様性、複数性。それぞれ別々の立場であることが協力の前提。4つの役割を持った者が何故参加するか。強盗からごちそうをせしめる。食べていくことが出来て住むところが。自分の利益になるから参加。表面上の理由に。しかし1つの大きな目的が。最後に音楽隊を目指すという共通の利益が。ロバが楽器を演奏する。声を出す。音楽隊という狙いがある。音楽を目指すという目的と食べていくという自己利益がある。協力をしあった後。何か動物たちに連帯感が生まれる。皆で力を合わせないといけないことから。ロバの上に犬が猫が雄鶏が乗る。ヒエラルキー、階層性。通常は動物の上に動物が乗るのを嫌うが。強盗を脅かすことが可能に。協力以上の何かが生まれる。network性や集団の潜在性。ロバにしても犬猫雄鶏にしても、人間の家に飼育されていた。歳を取るなどして人間から追い出される。雄鶏も食べられてしまうという。1つの協力体制がくずれて非協力になった者が協力を求める。多様な人々。参加する。
横浜市内にはあちこちにジャズクラブが増えてきた。横浜はジャズの街に。イベントが。13年を基準に。ジャムプロムナード。色々な人々が協力し合う典型例。イベントでどういう協力活動が?主催者側の方でどういうように協力体制が。観客や来るお客様の間で協力関係やサービス。主催者の方。かなり沢山の方々が。どんな人々が?実行委員会形式。団体が幾つか。横浜ジャズ教会などが集まって1つの実行委員会を。横浜には他にイベントが。その実行委員会の人も。複数性。複数の者が走っていて運営形態が違う。営利団体や公的団体。違う人々が何故一緒にできるか。JAZZと横浜の街はフィットしている。開港以来JAZZが。Smoothにフィットしやすかった。思いが1つになって行政や個人や民間団体が。結束。JAZZという大きな基盤が。営利や行政やボランティアの別々の目的がまとまる。観客やお客さんとしての参加の場合も。JAZZを楽しむなら横浜。街の辻辻でコンサートを。10万人を超える参加者。色々な方が居る。プロのMusicianとアマのMusician。どういう違いがありどういう形で一緒に。ホール会場。有料のチケットを。20以上のジャズクラブ。ジャムプロムナード特別ステージ。街角ライブ。野外での。プロはホール会場とジャズクラブ。街ではアマのMusician。会場から会場までの間で楽しむ。外国から来たMusicianが終わって街角ライブを。横浜の街を楽しむ。プロとアマが交錯する場面が随分ある。演奏者同士の交わりは少ないけれど。400人以上のボランティアが参加。セッティングなど。楽屋裏で情報交換を。ジャンルが色々。ロックぽいものやクラシックぽいものも。選んでいる方々は主催者でどういうマネジメントを。横浜JAZZ協会。評論家などが呼びたいという形でブッキング。Musicianの方から参加を申し出てくれる人も。音源などのアピールを聞いて組んだりもする。多種多様なMusicianが。毎年出る方々も。外国から来られる方々も。普段と違うJAZZを。外国のMusicianを選ぶ場合には?参加性ということを重要視。海外から来られた方々も招聘するのではなく先方からアプローチや問い合わせがある。国内にappealをしてもらってこちらから声をかける。参加について目論見が上手く出来ている。広がりや参加にJAZZということで共通点が。深く結びついたものがPromenadeだけでなく他に広がる人のつながりが?横浜JAZZクルー。ボランティアとして参加してくれる方。2日間の運営を。出会ったことにより別のJAZZのイベントにボランティアに。人生というものがあり色んなものに参加し自分の役割を。色々なものに参加しつつ自分の人生を創る。典型例は?参加ということ。その人の人生の中での位置。毎年信念の手帳を購入。JAZZプロムナードの予定を最初に書く。イベントを起点として色んなスケジュールを。色んな人と。イベント自体が様々な人間が。企業や提供者が参加ということで1つに結束。その意思が強い。演奏することが得意だったり。イベントを魅せるのに長けたり。会場としても参加。ボランティアの人は無償で労働を。企業が出来る限りの協賛金を。それぞれの得意分野を持ち寄って。横浜という共通点、地域性が溢れている。横浜市から援助が。内側から皆で作っていくという意思。具体的には?Promenade、回廊。イベント自体がフリーパス。缶バッチをつけてもらえれば何処でも見て回れる。横浜の街を楽しみつつ。横浜は重要なkeywordに。日本のお祭りのように閉鎖的ではなく、開放された人が動いたり色んなことを。開港して150年あまり、外に対して開いている。行政の援助。全体の中でいうと行政の援助は7分の1くらい。無いと厳しいが全体に対する割合が低い。チケット収入と企業協賛金。街角のMusicianから参加料を。参加者も構成員として。協力の中で夏にワンデイイベントで旭区のJAZZ。本牧のJAZZ祭。JAZZプロムナードのは秋。実行委員会にも参加を。他のイベントのボランティアがJAZZプロムナードにも。ボランティア団体とも結束して。
JAZZプロムナードのInterview。沢山の方々が参加。複数性。参加する時に表面上だけでなく深いところの理由。参加性。結果として人々が結びつく。協力という活動には特色として。理論を紹介しながら深く。ヒトと人とが結びつく。アリストテレスはポリス的動物。社会があって対立するヒトと調和しながら人間関係を創る。人間は社会的動物。アダム・スミスの交換により互いに自己利益が。交換モデル。ウェーバー。上下関係を。支配モデル。互酬モデル。レヴィ・ストロース。人間が協力し合うpattern。共通性が。多くの人が集まる。初対面の時に如何に調和をもたらせるかを考えないといけない。他者との関係で自分がどういう行動を取るかが多様な価値観の。多様性が前提に。それぞれMusicianは。ボランティアは助け合いの精神で。それぞれ自分の利害関心に合わせて。皆JAZZが好きであるという共通性を。自己利益だけよりも結束性が良い。関係し合う場合に表面上の利害関心だけでなく奥に共通の利益があると協力しやすい。一般利益。コミュニティ。ゲマインシャフト。それに対して自己目的だけの参加も。アソシエーション。ゲゼルシャフト。参加をする場合のコミュニティ的にJAZZが好きだという一致。皆が好きだという深いところの共通の利害関心まで降りていく方が良い。協力は最終の目的として、皆がnetworkとして結びつく。網の目のような活動から結果が出る。協力という問題は、排除された方が協力を求めていて内側に誘うのかが重要。
社会的協力論―協力はいかに生成され、どこに限界があるか (放送大学大学院教材)
- 作者: 坂井素思
- 出版社/メーカー: 放送大学教育振興会
- 発売日: 2014/03/01
- メディア: 大型本
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