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児童文学を通しての保育・教育(乳幼児の保育・教育第9回)

児童文学は今から取り組んでも面白く読めるかもしれないと思う。

 

芦田川祐子。児童文学を通しての保育教育。絵本やお話を。児童文学の一部。多くの家庭や保育園幼稚園で重要。育ちに力を貸すだけでなく児童文学を通して新しいものの見方に。児童文学とは。乳幼児と関連が深い絵本とおとぎ話。児童文学の役割。
児童文学とは?定義するのは簡単ではない。一般的に子供の文学。突き詰めると一般的な定義は難しい。子どもは何歳まで?用法としても異なる。大人の対義語とすると児童と一緒?児童の定義も法令により異なる。文学に関しても色々。何が芸術であるかとも。客観的本質はあるか?時代や場所によっても異なる。作者は子どもではないし読者も子どもに限られない。「の」の意味。子どもの文学。大人とどう区別する?ロビンソン・クルーソーは元々大人向け。大人向けの絵本も見かける。内容的には語彙が少ないのが一般的だが例外も。出版目録の児童書に載っている。出版社が決めたもの。出版と流通に関連している。書かれているときから読まれるときまで子どもを意識。大まかに考えるなら文学は言葉を読み芸術と関連。児童や子ども。成人や大人と逆の意味。主として子供のため、子供の持つ、子どもが選んでいく。子どもを対象に。子どもが共有。子どもの選んでいく。選択して。
児童文学はどのようなものから?形態や内容には多様性が。絵本など。漫画を加える場合も。散文。フィクションやノンフィクション。その中にも分類があるが便宜的。対象年齢を意識して出版される。何歳くらいの子どもが相応しいか。文字の情報が多くなり複雑に。本を買ったりするのに目安に。並べ方も対象年齢を意識。実際の読書行動とはかけ離れているものも。ハリー・ポッターシリーズの原書では大人向けと子供向けが。推薦図書。有志団体などがリストアップした。教育者や評論家が個人的に勧める書籍を。課題図書などは大きく宣伝される。何が良い本かの判断は様々。商業的な目的も。
乳幼児との関連。乳幼児向け。絵本とおとぎ話。昔話や民話。大人の側では語り聞かせる。絵がふさわしく耳で聞くのが馴染みやすい。この前提が優勢。映像作品としても。映画など。しばしばCharacter商品が。絵本。絵のみ、絵と文字の組み合わせ。赤ちゃん絵本。ファーストブック。文字が少な目。ミッフィー。丈夫な紙で舐めてもかじっても問題ないように。自治体などが配り読み聞かせを奨励するのがブックスタート。本を通して赤ちゃんと楽しい時間を。日本では00年頃から。コミュニケーションに重点。自分で触れたり一対一で読んでもらったり。他の絵本は多数人を対象としての読み聞かせを。読み手と聞き手が対話しながら。紙芝居に近い大人数の読み聞かせ用の大型本。1人で読む場合も複数で読む場合も味わえるように。繰り返し読むのもあるし、似たようで違う体験になる。物語の楽しみはスリルだけでなく、半分知らないふりをしながら。おとぎ話でも同様。絵本にはバリエーションが。知育絵本。科学に関するものなど。写真絵本。絵ではなく写真でしか出来ない。しかけ絵本。パノラマ絵本などや工作に。本自体がおもちゃに。バリアフリー絵本。障害のあるなしに関わらず。作品数が圧倒的に多いには物語絵本。絵と文の組み合わせで。ピーターラビット、ぐりとぐらなど。言葉のリズムが大切に。配置に工夫が。笠地蔵、3びきのこぶたなど、下敷きにした絵本も。同じ話を元にしていても担当が異なるとかなり感じが違う。子どもの共感を呼びそうなCharacter。
おとぎ話。ある文化の伝統的要素を、ありえないような。耳で聞くのに。民話や昔話など。カチカチ山や赤ずきん。グリム童話など。古典的なおとぎ話は口承文学との。世界各地の。物語る場合は少し異なったり。時代や地域に因る違いが。会話や伝承を踏まえた創作も。シンデレラ物語など。比較的短くて単純で理解しやすい。決まった様式。昔々あるところに云々。桃太郎。昔話のお約束。信じなくても良いという印。どの程度の昔かわからないし登場人物や場所も漠然としている。起こらないことを意識させる。決り文句があったり敵味方が別れたりハッピーエンドだったり。固定された枠でのバリエーションを楽しむ。ヨーロッパの昔話。平面性など、複雑な現象の単純化。深みがなかったり詳しい描写がなかったり。単純化して仮想的な困難が透明になり自由な遊戯をしているように入り込む。現実世界のある面を提示する。昔話は奥深く幸福な答えを。児童文学は前向きな文学。幸福を与える働き。コミュニケーションを促進。語り手と聞き手が同じ世界を共有。よかれ悪しかれ文化の伝達。男女の役割が今にそぐわなかったりする、偏見が入っているなどの問題。女性が受け身のものが多い?女性が活躍する創作おとぎ話も沢山書かれている。児童文学は子どもにある種の価値観を提示する、刷り込みにもなってしまう。成果の一つは知識を通じて言語力などの発展を。手段を身につける。記憶することを語ったりすることで聞き手の考える力などを。スキーマ。図式を指す。次の理解活動への知識の集合。一般カテゴリーへの抽象化。スキーマの獲得は認知能力の発達に。自分の立ち位置を確認。特に物語スキーマが重要。まとまりのある解釈を再構築。ある物語を推理小説とSFとでは解釈が異なる。物語スキーマの形成。一定の様式に則るのでスキーマ化しやすい。全ての構造が一つの類型に還元できる。全部で31の機能。簡略化されて、敵を倒すなどの図式に。何らかの欠如が満たされるまでの過程が基本。全ての物語は同じ?似ていながらその都度異なる。一般的物語スキーマに反する。文章理解の助けだけではなく他人の話を聞いたりするのにスキーマが働く。教育実践の手がかりに。根本的に世の中の出来事をナラティブとして理解。嘘だけではなく解釈が入る。解釈を繋げて物語を生きている。生きる力を豊かに。
何らかの役割を。保育者教育者の記録を元に実践例と児童文学の影響。保育の現場での経験を元に講演の中で、あれば豊か。赤ちゃんのときから。子供の本というのは読まれることで育ち変わっていく要素が。いちごという絵本。子どもの読み方が日により変わる。細かいところを見たり遊んだり。絵本の役割。待っていれば変わるというのを絵でも関わりとしても事実としても確かめる。保育実践では絵本を読むことが意識を育てることに。耳から聞いただけの物語を遊びに発展させる。絵を見せずに読み聞かせを。劇ごっこを始める。骨格がしっかりしている。面白かったから印象に残りごっこ化している。物語の大きさを。物語スキーマの獲得と応用の例。物語を語り直す。絵本を中心とする児童文学が好ましい影響を。研究結果は多い。めざましい発達を。認知の発達に役立つ。本の中の住民が友達に。「読み聞かせが子どもを救う」。聞く力。人間関係が良くなる。行動力が身につく。子供らしく育つ、好きな本ができる、など。読み聞かせにより伸び伸びと。おとなになっても支えになる。グリムおばさん。おとぎ話を聞いた子どもが語ったり心を通わせたりして人間関係が。児童文学が個人として必要な性質を育てることができる。児童文学に接した子ども自身の経験は?何を得ている?子供のナマの声を集めてもどこまで本当のことを的確に表現しているかは確かめることが難しい。回想をネタにすれば記憶があてにならないことを。子供時代を回想する大人の話を手がかりに。大方の人の意見を。ジョナサンコットン。お気に入りの本は生き方にとりお手本になる。長くつ下のピッピのキャラクターへの愛着。平和主義的な。あちこちで聞かれる。水泳のようにあったほうが面白くなるかもしれない。命を救うことになるかも。物語抜きには生きられない。窮屈な子供時代に読むことで地球上どこに行っても通じ会えると。日々出会う大人に限られない大人を。共感することを覚えた。知識の幅が広がり前向きに。気に入って本。本の与えてくれる物語の多様性から柔軟に。振り返れば昔話で人生の型などを。無意識に学びつつ訓練を。特定の作品を掘り下げたり多くの物語に触れたり。勿論一般化は危険。一般化するには疑問が。とにかく子どもというものは互いに異なっている。だから子どもたちをひとまとめにして才能や影響や育ちを無視して百葉一絡げにするのは問題。わからないことを認める勇気も必要。何を目標にしてどんな役割を。
現状を把握して考えていかなければならない課題を。