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狡猾さ。

アフガニスタン政府の副大統領だったアブドルラシド・ドスタム(Abdul Rashid Dostum)氏は狡猾さで同国の政界を泳ぎ回った人物である。旧政府の内部では軍閥など対立が激しかったが上手く立ち回ってきている。ただ一貫してイスラム主義組織のタリバン(Taliban)には対立していて、Talibanが支配を確立したので国外に脱出せざるを得なかった。首都カブールには大きな邸宅を持っていて、シャンデリアがある大広間や屋内プールやサウナや温室がある。今のTalibanの司令官は150人の部下を連れて管理していることからも広大さは推し量れるだろう。汚職や横領で莫大な利益を上げて邸宅を建てたとTalibanからは見做されている。旧政府とTalibanとの支配者間の比較は難しいが、少なくともTalibanの方が贅沢には走っていないとは言えるだろう。しかし今後はわからないが。