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財政危機、通貨危機、金融危機(証券市場と私たちの経済第15回)

今更グローバル化は止めようがないだろう。金融を国ごとに分けることは出来ないし、そうである以上、他の分野のグローバル化も阻止は出来ない。

 

野間敏克。財政危機、通貨危機、金融危機、株式や債券、投資信託。証券化商品。デリバティブ。証券市場には重要な役割がある。発達している。問題も次々生じている。金融問題を。グローバル化の意味。金融化。世界で起きた具体的金融問題。ギリシャ危機とユーロ主義。証券市場と財政の関係。財政危機と金融危機。世界経済の不安定化。証券市場の重要性は変わらないが。どのようにすれば危機を避けられるか。金融規制。
競争的市場。様々な資金のルートが。証券化。それぞれの金融機関で。証券技術の発達。売買がしやすく、流動性の回復。先物オプション。FX取引。デリバティブでは巨額の資金を動かす利益損失が。新しい金融技術。証券市場の機能が強化。リスク再配分が効率的に。裁定取引。価格の歪みが修正される。実際にはデリバティブ取引の失敗で巨額の損失を出す。サブプライム危機。新しい金融。相対的な取引。情報開示が不足し透明性に問題が。金融当局は取引情報をつかもうとしている。情報の共有で安定的に。証券市場の発達。機能が分化したことも不確定的に。企業の資金調達の仕方。個人経営。身近な人から。資金を出し合うがほぼ身内同士。無限責任なので覚悟も。株式会社。有限責任制。大規模に。流動性が高まれば資金を。関係が薄まる。転売も簡単に。株価の乱高下。証券化、再証券化。誰がリスクを負っているのかが分かりづらい。薄い付き合いしか無い。信用が崩れやすくなる。証券取引が国境を超えて。サブプライム危機。ヨーロッパに飛び火した。日本の対外資産と対外負債。大半は中長期債。外貨建て資産。最も多いのは投資信託。証券投資。外国人が日本の証券をもつことも多くなった。日本の金融資産を持つ。日本の株式の3文の1が外国人に。国債も8%が外国人資産。キャッシュフロー。資産の組み合わせ、ポートフォリオ。より低いリスク、より高いリターン。投資信託が中心。機関投資家はより有利な。裁定取引。価格が適正なものから離れるのを防ぐ。投機的にも。不安定化の要因。
金融市場の発達とグローバル化。経済以外のものに金融市場の影響が。金融化。金融業に携わる人の比率が大きくなる。複雑で投機的に。財産権を重要とみなす。国の政策目標として国際競争力が。証券文化。ドーア。株式市場中心の金融システム。事業拡大など。値上がり益など。リスク移転がしやすい。株式保有者が増えて活用が促される。株式運用を促す政策。年金資金を。証券市場とは競争的に公正で公平な。公正と効率性を。フェアで透明性のある競争。知的財産権侵害や独禁法の問題。製造業の競争においては新しい製品を。最新鋭の技術をコピー。独占的立場で談合を。消費者にとっても長い目で好ましい?教育の世界や地域コミュニティにまで?経済や社会の金融化。新興国においても。格差拡大。不確実性。知的人材の無駄。情報の非対称性。むしろ拡大。グローバル化。金融市場の一体化。国際的ポートフォリオ。分散投資の利益。国債分散リスクを。世界が同じ発想で動くと、リスク低減効果は働かない。各国似たような動きを。リーマンショック。次のショック。10年のギリシャ危機。財政赤字がはるかに悪いのがきっかけ。数年前にユーロ参加のために。ギリシャ経済のファンダメンタルズが悪い。財政統計さえ信頼できない。暴落。金利が跳ね上がる。EU諸国にも援助を断られた。国債の発行を続けることが出来なくなる。ドイツとフランスの金融機関。経営不安が。ユーロ相場の下落。支援が決まってIMFの支援も。経済プログラムが義務付けられる。金利上昇は続く。景気が悪く税収が増えない。アイルランドの金融危機。不動産バブルの崩壊。大量の不良債権。買い取りや資本注入を。EU各国の支援。候補の国。ポルトガルスペインイタリア。金利の上昇。12年にECBやIMFなどの抜本的救済策。ギリシャは安定ぜず。多くの国で財政赤字が拡大。税収減や高齢化による社会保障費用など。アイルランドやスペインなどはバブル崩壊。財政支出を。財政赤字を賄うソブリン債。ソブリンリスク。
少なくとも先進国の国債は安全とみなされた。段々と危険資産と。影響は大きい。金融機関保有の国債は安全資産とされた。危険資産になると自己資産が求められる。銀行から新株が、株式の下落。健全性が求められる金融機関。日本で国債の市場が拡大。アメリカでは証券と銀行の垣根がなくなる。ボルカー・ルールという金融規制。日本国債の保有が制限される?労働者の移動や金融取引も。ユーロによる支払いが出来るように。ユーロへの通貨統合。ギリシャ問題に。通貨統合で国債を売りやすく。アイルランドはユーロ資金を。ユーロ圏に統合。国際収支の悪化に。為替レートの調整が働かなくなった。変動為替相場制で調整するメカニズムが期待できた。ユーロ圏では期待できない。ユーロ離脱を?同じようになればユーロ危機に。自国通貨が復活すると債務返済が不可能に。ギリシャのデフォルト。外国金融機関の破綻。全ての市場で統合が。ユーロ離脱は有り得ない。財政の統合。通貨の安定。巨大な金融市場の安定、財政の安定。財政や金融の関係。財政協定を検討。サブプライム問題以降。11年にウォール街でデモ。高額報酬を貰う金融機関の経営者。税金を使ったことに不満が。金融市場の不安定な側面。金融取引は規制して証券取引を縮小すべき?ロバート・シラー。行動ファイナンス理論で。早々と観察事実に基づく指摘を。証券市場についての視点。合理的ではない。偏った行動で価格は歪められる。もっと規制を強めるべきだとは言わない。それでも金融は素晴らしいという書籍。モラルハザード。だからと言って証券市場の重要性を否定しない。もっと良い金融制度を。金融アクターを。金融の民主化。開かれたシステムに。信用が基礎。金融システムも。証券市場は無責任なこともあるが、拡大し修正し公平なシステムに。
シラーの指摘。金融当局。新たな金融制度の再構築を。G20。金融関係の討議。国際的金融の仕組み。包括的に協議。金融安定化フォーラムの開祖。証券監督者国際機構。透明性の確保など。規制上の課題。市場の健全性を。技術によるリスクの抑制を。13年のリスクアウトルック。低金利という金融環境がリスクを。金融緩和政策。やめられない。金利には様々なものが反映するはず。しかし低い収益率のプロジェクトも。インカムゲインは期待できない。短期的売買で利益を出す傾向が。ハイリスクな証券商品。生活者として証券市場に関わる。住宅ローンなど。証券化。住宅金融支援機構。企業は資金調達と運用の場として関わる。株式や債券。資金調達手段。適切な評価を。望ましい資金の流れを。証券取引所などの整備などが。規制は後付になってしまう。近年は政府が主要なプレイヤーに。ギリシャ問題で。ソブリンリスク。国家の存在がリスクに。証券市場の混乱を。国家は破綻するという書籍。金融市場の不安定化リスクが高まる。日本のバブル。消費者の借金も。政府の債務、財政危機。金融危機への流れは幾度も起こった。各国の債務につきデータを。警戒システム。各国財政を監視。デフォルトの後の行動。いちばん大事なのは相手への信頼。でないと金融はなりたたない。将来に対する信用。将来への確信を持てるように。リスクヘッジも。信用を構築し確保する仕組みを。

 

証券市場と私たちの経済 (放送大学教材)

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