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粋。

江戸時代の江戸の町内に紐付けられている概念。概念として的確な説明をするのは難しい。しかし「粋」の持つ雰囲気を味わうなら、大半の時代小説は江戸を舞台にしているので、お読みになれば感じ取ることは可能である。むしろその方が「粋」の概念で言葉遊びをするより良いであろう。それにしても時代小説は膨大な量が出版されている。直木賞を受賞された西條奈加先生も多くの作品を描いている。しかしながら、時代小説の大半は江戸の町内を描いている。例えば農村や漁村の情景を描くものは殆どない。そちらの方が江戸時代では大多数の筈だけど。