アートセラピーを突っ込んで学ぶのは面白いかもしれない。
大場登。佐藤仁美。小林真理子。臨床心理面接特論は2つの科目としてお届けすることに。臨床心理学。心理療法。心理臨床。心理療法を本格的に学ぶために。佐藤仁美と小林真理子。関心の経緯。小林真理子。カウンセリングを中2の頃に知る。友人の将来の夢として心理カウンセラーが。次のきっかけは高3の夏休み。母が5回位の心理学のシリーズ講義に参加。2回目に母と一緒に。面白かったので志望を変える。母自身が興味を。外国語大学から心理学の勉強が出来る大学に。情報は多くなかったが、たまたま入った大学が臨床心理学が盛んだった。心理学科に行ったら臨床心理学が学べる、という時代でもなかった。佐藤仁美。志は無かった。元々理系だった。高2までは。化学生物は出来るが、数学物理が苦手。先生に理系は無理だからと。国文科に行こうかと思っていたら、国語の先生から社会心理学もあると言われて。知り合いの先生を紹介されたり。文系もあれば理系もある。中間層には良いのではと。どちらもある大学に。初めから臨床心理学を目指していたのではない。差し当たりコースが沢山ある総合大学に。何とかなるかなと。入った大学では社会心理学が頭の中に。外れて臨床心理に?2年生までは全ての心理学を。認知心理系や実験系に興味が。何が分かるのかと思ってしまったところに、臨床心理の先生のゼミに試しに出る。エンカウンター。色んな先輩と出会う。人のことを理解できそう。憧れてゼミを決める時に選んだのが臨床心理学の。
色んな領域で仕事を。小林真理子。最初は公務員の心理職。研究所。単科の病院に。心理療法や心理検査。子供にプレイセラピー。スクールカウンセラーや大学の相談室。小児科。主に子供や親御さん。全体的には医療関係の心理臨床が多い。医療保健領域。癌を抱えた患者の心理的ケア。佐藤仁美。大学院時代に小児科と精神科で実習。希望は小児臨床だったが、教育相談室に。プレイセラピー。週1週2で精神科に。小児科は土日。発達相談。自閉症のお子様やお母さんのケア。学生相談室。20代前後の人と。行ったり戻ったり。中学校のスクールカウンセラーも。思春期青年期が多い。精神科では完全に成人の人から。病院で年齢の高い目の人に。プレイセラピーから入ったので経過すると思春期青年期に。苦手だったがやらないといけない。大事だし興味深い。学部の科目も取っている人なら思春期青年期の心理臨床を。心理臨床と身体の病。乳幼児児童の。精神科領域では継続して。カンファレンス。グループアートセラピーを長らく。入院生活はどうしても単調になり活動性が無くなる。自分らしく生活が出来るように振り返りの時間を。アート的。心理臨床の柱に。
心理臨床で様々な研修を。小林真理子。出身校の学部の時にアートセラピーを主にした精神科の実習を1年半。就職してからは職場内での事例検討会。ロールシャッハの検討会。週に1回ずつ何かしらの実習の機会が。現場でのベテランの先生の事例が勉強に。遊戯療法。土居健郎先生の事例のゼミナール。身体医療、癌の領域に居るので、癌領域の心理士の研修会などを。ケアに関しては。児童の心理臨床を。がん患者の子供のサポートグループ。佐藤仁美。臨床の世界に行くきっかけになったゼミ。学部の中では珍しく。割と下の学年から入れて先輩から多くの話を。OBの職場の見学が大きかった。リハビリから小児科精神科からあらゆるところに。まず現場を見るのが大きかった。
印象深いことや思い出。貴重な経験。小林真理子。大学3年の時にロールシャッハ・テストの授業に。教科書を読んでいくことになっていたが、3分の2くらいが読んでいなかった。後ろに立たされる。残った人間も大変だったが。真摯な姿勢に応えなければならないと。どれほど真剣に大事なものとして向き合うかの姿勢を。先生の姿から学ぶ。ドイツに精神科の教授のゼミに。発言が殆ど出来なかったが、奨学金の推薦書をもらいに行ったが断られた。外国語が不充分であっても自分の存在を主張しないと。2回目以降はすごく真剣に。秋谷先生。佐藤仁美。出身校でのゼミにOBが。アップデートな話を。時代に合った非行臨床などの話が肥やしになっている。毎週決められた時間。60分しか出来なくても伝えたいことが。姿勢を受け継いでいきたい。心理査定。ロールシャッハ。熱心に指導された先生。最後の院生に。
現在今後、心理臨床の中で関心事や大事にしていることを。佐藤仁美。大学の生活。自分が何をしてきたか。目の前のクライエントのことを。何をしてはいけないか考えなければ。自分を磨く。相手を見ていなくてはならない。現場での役割などを理解。全体を見通して。芸術療法的な視点が大きな柱に。絵を見て判断できるのか、どういう解釈をするのか。芸術療法的手法でクライエントがどうしたいのか、ツールの1つとして。言葉とは違う形で伝える。小林真理子。癌臨床に。自分自身の人生と連動。自分の人生のこの時点で出会えることの不思議さを大切にしたい。出来ることはちょっとしかないが、この場を共有できるのが有り難い。癌患者。どんな状態であっても生活者、家族の中の役割。そんな手伝いが。時間に限りがある。一期一会。カウンセラーであるこちらも病気になったり。身体医療の癌領域を。経験があればよいわけでもない。自分の体験があったから、俯瞰する目が。経験があるから見えないものもある。共感度は上がるから1つのセンサーとして使っているが。
受講生が勉強を本格的に続ける。つながるテーマとして臨床心理士の養成に長い時間を。今後心理臨床家の育成に大切なこと。佐藤仁美。やればやるほど難しい。今までの経験を上手く言葉で伝えることの難しさ。何をどのような言葉で伝えるか。使い方。自分の身体が大事。心身とも。自己管理を。誠実さや謙虚さのある積極性。小林真理子。学生のうちは幅広く色んな領域に興味を。その中で自分に合うものを。色んなクライアントに接するのは協働するのが大切。自分の専門性を磨くトレーニングを。多職種で色んな視点で。専門性を持ちつつ協働していく能力を。コミュニケーションに加えて専門性を。