F-nameのブログ

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「人事は政治」の現代版。

昨日の昼に自由民主党(党名通りに自由主義や民主主義を実践していないと主張する人間も居るが)の総裁選挙が終了した。それで選挙が終われば「ノーサイド」ということで団結して総選挙(某野党党首はこれまでは準決勝で総選挙こそが決勝戦だと話す)に臨む訳であるが、その前に人事が問題である。というか総選挙が終わればまた人事を弄るのなら現状維持で良いのではないかと考えるが、そうも問屋が卸さない模様。俗に「人事は政治」とも政界では言われる。差し当たり自民党の幹事長やら政調会長やらが決定されてきていて、それから重要とされる閣僚の人事も問題とされる。論理的には総理総裁となる人間が最終的に決定権を持つのだけど、それで済む問題ではない(政治家は大なり小なり一匹狼でもあるので敢えて動かないことも出来る)。党内の実力者にも目配りをしなければならないとされる(もちろん無視しようと思えば出来なくもないが)。後は論功行賞は必要だし反対勢力への目配りも必要。こう考えると色々と考えることは山盛りである。人事が政治の全てではないけど、一定程度のウエイトがあるのは確かなことだろう。