F-nameのブログ

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stagflationの今秋。

値上げの秋である。今更ながら日本経済はデフレーションdeflationがすっかり定着していた。値上げは余程のことでないと各企業は実施しない。それどころか価格が下がることも時々。個人に支給される給料なども上がらないが、節約して余裕資金を作る人間がかずあまたいた。昨年まではそんな状態であった。

今日から10月1日になる。様々な物の価格が値上げになった。ある調査だと値上げされた品物は6千を越えると言う。完全にインフレーションinflationの状態だけど、それに応じて給料が上がるかと言えば、必ずしもそうではない(最低賃金は引き上げられたが)。要するにinflationと不況(英語で言えばスタグネーションstagnation)が重なっている塩梅である。認めたくは無いが、inflationやstagnationが重なりスタグフレーションstagflation(要するに合成語の一種である。と言わざるを得ない。石油ショックの後にもstagflationと呼ばれていたが、景気は今ほど深刻では無かったというのが私個人の感覚である。果たして今後の日本経済はどうなるであろうか。

 

追伸:アントニオ猪木死す。ああ。