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成人看護学第11回 脳・神経機能障害のある成人への援助 # 放送大学講義録

ChatGPTが箇条書きにしたのにはビックリしたけど、その方が分かりやすいからだろう。

 

blog.kaname-fujita.work

 

-----講義録始め-----

 

成人看護学第11回 脳・神経機能障害のある成人への援助

 

脳神経機能は私たちの身体活動や認知機能の中心となる部分です。特に、脳卒中の成人患者を例にとると、その重要性がよくわかります。

1. 脳の解剖と機能

  • 大脳皮質: これは脳の外側の部分で、多くの重要な機能を持っています。
    • 言語野: 言語の理解や発話を担当。
    • 運動野: 身体の随意運動を制御。
    • 感覚野: 体からの感覚情報を処理。
    • 視覚野: 視覚情報の処理を担当。
  • 小脳: 身体のバランスや運動の調整を担当。
  • 間脳: 視床下部を含む部分で、ホルモンの分泌や体温の調整などを行う。
  • 末梢神経: 脳や脊髄からの情報を身体の各部に伝える。
  • 硬膜、脳脊髄液: 脳を保護し、栄養や酸素を供給する役割。

2. 脳血管障害と脳卒中 脳卒中は国民の健康に大きな影響を及ぼす疾患で、主に脳梗塞や脳出血が原因となります。

  • 脳梗塞: 血管が詰まり、脳組織への酸素供給が途絶えることで起こる。前駆症状が現れることがあり、血栓を溶かす治療法が有効。
  • 脳出血: 血管が破れて脳内に血が流れ出ることで発生。

3. 急性期の看護 脳細胞は酸素と糖が必要で、その供給が途絶えると意識障害や呼吸障害、嚥下障害などの症状が現れる。

  • バイタルサインの変化: 生命維持のための基本的な指標。
  • 頭蓋内圧: 脳の圧力が上昇すると生命の危険がある。
  • 意識レベルの観察と評価: 患者の状態を把握し、適切な対応を行う。

4. 回復期の看護 回復期には、患者の強みやできることに焦点を当てることが重要。

  • 運動機能障害: 筋が随意運動できない、弛緩性麻痺、運動失調など。
  • 感覚機能障害: 運動麻痺とともに感覚障害も見られることが多い。

5. 高次脳機能障害 これは「見えない障害」とも呼ばれ、失語症や感覚性失語症、身体失認などが含まれる。成功体験を積み重ねることで、回復を促進する。

6. 注意障害と記憶障害 前頭連合野の障害により、記銘、保持、想起のプロセスが影響を受ける。

7. 精神的なサポート 障害を持つ自分を受け入れられないことや、出来ないことへの苛立ちから鬱になることも。こうした場合は、家族を含めたケアや自己管理のサポートが必要。

8. 退院支援と地域包括ケア 退院後も患者のサポートが必要であり、地域のケア体制と連携してサポートを続けることが大切です。

このように、脳・神経機能障害のある成人への援助は多岐にわたります。看護の視点から、患者一人一人のニーズに応じたケアを提供することが求められます。