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認知症高齢者支援の実体を解説。認知症の特徴、総合アセスメント、多職種連携の意義を学び、初期から終末期までの心理支援の重要性に触れます。(保健医療心理学特論第8回)♯放送大学講義録

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今回は、第8回の講義として、支援の実体としての認知症高齢者について取り上げます。今回の講義のポイントは以下の通りです。まず、基本的な知識として、認知症の特徴と総合アセスメントについて説明します。次に、認知症の経過と多職種による支援の意義を説明し、その後、4つの病期に沿って本人と家族への支援を取り上げます。

現在、世界一の長寿国である日本では、2025年に高齢者の5人に1人、約700万人が認知症になると推計されており、その対策は喫緊の課題となっています。今回は、認知症の初期から終末期まで、それぞれの経過で重要な心理支援について学びます。