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高齢期の経済生活(高齢者の生活変動と社会的方策第3回)

自分の高齢期が不安。65歳以上になると格差が拡大しそうなので。ううみゅ。

 

高齢期の経済。リタイヤした後の生活費は?老後のimage。お金を持っている?老いて貧しい?仕送りの問題。年金は少なくても資産がある?既存の統計データ。
高齢者世帯の所得。国民生活調査。年金生活に以降。ひとり暮らしが増加し世帯人数が低下して。介護保険料も加わって所得が減少し続けている。人生全体では?ライフステージの変化は?平均所得金額。29歳以下の若年層。184.6万円。30代になると扶養家族が増えるので減少。40歳代。妻が働きだすことで若干209万円程度に。50歳代。学費の心配はなくなる。就職して家計を助ける。高齢期は?60代。子供も家から離れる。70歳代。200万円を切る。月16万未満に。ライフステージ毎に所得に変化が。浮き沈み。あくまで平均所得の問題だが。高齢期は所得が縮小する時期。所得の内訳。所得の種類の。高齢者世帯が働いて得られる所得は65万円。雇用者としては49万円。年金は約200万円。財産所得は22.9万円。その他は16万円。年金恩給は40%以上。就労意欲が高いが、2割程度。財産所得は他の年代より高い。多額の資産を持っている?あくまで年金。高額の人が一定層いる。退職金でまとまって入る。それを切り崩すので永遠に続く訳ではない。高い人ばかりではない。公的年金恩給の役割は?総所得に占める割合。100%賄っているのは50%以上。7割はそれに準じる。年金が切り下げられたり少額になると、一気に家計は苦しくなる。命綱、生命線。稼働所得はそれを補完する。どのように家計をやりくりしているか。家計調査。実収入は月20万程度。黒字率。赤字が出ている。年金支給前の苦しい家計。年金で赤字が少なくなっている。75歳以上では4万円の赤字。補填は預貯金を切り崩している。70歳に1000万円程度が必要?無職世帯の内訳。10年間の変化。実収入は21万円ほどで明らかに減少している。社会保障給付が減っている?16年には5万円の赤字。06年に比べて1万円増えている。日々の生活を相当倹約して自己防衛している。消費支出。食糧費は27.3%に上がっている。エンゲル係数の上昇。この10年で苦しくなっている。交際費などは抑制されている。生活防衛の為に家計支出を抑えている。交際費が少ないと人付き合いが。近隣の付き合いや結婚式お葬式。家族が帰ってくるのだが、それらを抑えている。保険料も上がっている。利用の際の自己負担も。介護保険があっても介護サービスを受けないなど。生活の基本部分がたちいかなくなる。国民生活基礎調査。高齢者の貯蓄。10年16年に大規模調査。階級別の。10年の調査。貯蓄が無いという世帯は1割程度。16年度では15%に。ある程度年を取って貯蓄が無いのは不安。平均貯蓄金額は上昇している。1000万円以上の世帯が増えている。富裕層がある一定割合いる。平均では上がって見える。社会保障や消費税はどうあるべきかの問題。富裕層がいる前提で制度設計をしてはならない。16年では200万円未満は28%以上に増えている。バラツキでは大きな格差が。はるかに厳しいのは母子世帯。母子世帯の貧困。女性高齢者の貧困に。勤労の意欲は高いが、単純に生活を維持する為ではないか。意識が高い、とは言えない。
高齢者の就労。経済的安定を支えているのだろうか。労働意欲はあるが、労働の実体は厳しい。労働力調査。就労の現状。65歳を過ぎると男性は半数に。完全失業率は低い。女性の就労率は?65歳を過ぎると男性より更に就労者の割合は減少している。3割程度に。75歳以上の非労働力人口は90%以上。働ける内は働きたい?心身の状態は個人差が大きい。働き口の問題も。発揮できるような労働環境が必要。ILO。高齢であるという差別を受けるべきではない。職業紹介などを使用する機会を。きめ細かい配慮を。年齢の壁は確実にある。自己実現を図る為の雇用のチャンスを。終わった人ではない。働いている高齢者の賃金は?学歴ごとの。60歳を過ぎると減少している。学歴による違いが大きい。全世代に亘って男性の7割程度。女性の高校卒。65歳以上は200万円程度。支払われる賃金は学歴により相当の差が。大卒の男性が基準になっているのが日本社会。現役世代の賃金に比例して年金額が決まる。経済格差に反映される。思い通りの職につけない。支出を抑えるとか子供の援助を。最後は生活保護も。非生活保護人数。全体の保護率は15年で1.67%と増加。65歳以上は2.8%以上。体力の限界で自営業を廃業し経済苦に。食堂を経営。地方として経済が冷え込んで客足も無くなる。経済的に困窮。自営業からの収入が途絶えて生活が傾く。子供が多いのでそれぞれから仕送りをして何とかやっている。国民年金だけでは経済困窮に。自営業の人達を支える国民年金の金額ではやっていけない。長生き時代には経済リスクが。老いて貧しいのは決して昔の話ではない。世界を見渡すと?他の国も問題が。他の国の貧困率。OECD。65歳以上の相対的貧困率が高いのは韓国やオーストラリアなど。70歳以上では22.8%。平均は14%。日本の男女の格差が大きい。豊かであるはずのアメリカや日本でも苦しむ人は少なくない。預貯金が底をつけば一気に生活が苦しむ。それが70歳代半ば?75歳以上は年金制度が成熟していなかった。高齢期にある人々が苦しい国も少なくない。制度から漏れることのないシステムを。先行事例を参考にして社会的方策を。自分の高齢期のイメージ。これからどういう問題があるのかが。社会貢献の問題。新しい働き方に目を向けて。

 

高齢期の生活変動と社会的方策 (放送大学教材)

高齢期の生活変動と社会的方策 (放送大学教材)