子供というのは活発なものだという共通認識が今の日本社会には未だにある。しかしそれは大きな誤解に満ちている。ゲームで遊ぶ子供は、ある意味でゲームという対象に活発に関わっているのだけれど、世の人はそれを「活発」とはみなさない模様。外で走り回ることしかそう考えないのだろうけれど、都会では活発に動き回れる所がないのだから、「活発」になるのは難しい。結局はゲームか習い事か、学習塾に行くくらいしか選択肢は残されていない。その辺りの事情を、教育政策を作る側はきちんと認識しているのだろうか?ちなみに私は時刻表で空想旅行を「活発に」楽しんでいた。ただあまり子供らしくはなかっただろう。ううみゅ。