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情報管理(看護管理と医療安全第10回)

他の領域のシステムに当てはめることもできそう。

 

兒玉慎平。情報という言葉。データと情報と知識。相違や関連性。看護情報学の指針。データとは独立した実体。知識とは相互の関係が明らかになり統合されたもの。患者の体温が38度。物理的な数字としての。データとしての体温。患者の身体が熱くて辛い。平熱というデータと組み合わさる。データが関連させる。情報。解釈が積み重なることで平熱が分かる。情報学で言う知識。一般人の平熱を知っていること。看護記録。記録の方法。SOAP。4つの言葉の。データを解釈してのアセスメント、情報。データから生成された情報を使いプランを検討。データから情報を生成、情報化のプロセス。アセスメント。看護における情報は重要。
情報の特徴。情報管理の立場から。抽象的。流れ。陳腐化する。抽象的であること。目に見えないことからくる。見えないものであるものを可視化する。数値化図表化文字化映像化。一部を切り取っている。あらゆる側面を表現することが出来ない。切り取り方で見えてくるものが変わる。目的に合っているか。体温。目に見えるものではない。体温計という道具を用いて可視化。複雑な機器の場合は問題。患者の訴えを可視化、方法により変わりやすい。流れがある。実際の情報化のプロセスは複雑。アセスメントでも増やしたりフィードバックしたり。蓄積してからのことも。行きつ戻りつしながら循環的に。現実には偏ったデータを意識して整理するのが必要。陳腐化する。データや情報は時間の経過とともに現実に合わないことに。情報管理においては新しいデータを追加して更新することが必要。情報の動的な管理。最新の情報が必要。指向性がある。誰かが解釈して伝える。人間が介在するので解釈には意見が反映する。完全に客観的なものにはならないことを意識する。組織的な継続的な。情報の標準化。異なる専門職に相互理解に。評価がしやすくなる。ただ個別性を反映できなくなる。
看護職の情報リテラシー。扱う上で必要な知識と技術。読み書き能力。教育の基礎となる。情報を主体的に活用する能力。活用には伝達や発信などコミュニケーションの側面。指向性が在る。取り扱う人の主観が含まれる。利用の際に背後に存在する社会との関係で。人的社会的な要素を考慮に。看護職において。08年のアメリカ看護師協会。業務の中でデータから情報を生成する。全ての看護職が身につけるべき資質。看護に有用な視点を模索する。コンピュータありきでなく。
情報管理の例。ITを活用した情報管理。ITを活用した情報システム。病院情報システム。広域の情報システム。病院情報システム。病院内の部門内の。複数の部門で共有。二次利用の為の。部門ごとの業務処理の効率化。歴史的にはここからスタートして進化している。最も歴史の長い。看護部門。看護管理を支援。看護業務を支援。記録する。電子カルテシステム。部門同士の情報の共有。幾つかの部門同士の情報の共有。近年の特徴。オーダリングシステム。電子カルテシステム。オーダリングシステム。入力された医師の指示を他部門に送り自動的に処理。ファーストフード店での情報システムを応用。ミスというリスクの減少。自動的にシステムに保存。記録の自動化。電子カルテシステム。情報の保存を担当。技術的にはネットワークの黎明期から。真正性。改ざんが出来ない。必要な人が読める。保存性。3つの条件を保証することがなかなか出来なかった。近年にようやく導入。情報は様々。診療録に留まらず、検査の数値や各種文書まで。情報共有や記録の効率化。サービスの質の向上。デメリットも。通覧性が低い、全体をざっと見ることがやりにくい。今後の技術の発展に。ITシステムの普及、人間同士のコミュニケーションが減る側面も。仕事の専門分化が。極端な場合、患者とのコミュニケーションが希薄になることも。標準化に偏ると弊害も大きい。コミュニケーションが最も豊かな情報源。情報を二次利用することで管理に。自動的に大量の電子データが蓄積。患者への直接的なケアだけでなく、分析して質の向上に繋げる。看護必要度の活用。活用する情報を標準化することが必要だが、充分とは言えない。病院の中で患者の情報を一元的に管理。
広げていくと病院に留まらず、健康の情報を一元管理。EHR。電子健康記録。生涯医療記録。広域の医療情報システム。地域医療連携システム。ネットワークにより患者の記録を共有。EHRは一種。標準的な患者ケアの実現。クリニカルパスウェー。地域連携パス。診療所や保健センターも含めて包括管理。連携システム。一部の市町村では運営。遠隔保健システム。遠隔医療システム。3つの分類。BtoB。医療従事者間の。BtoC。患者との。CtoC。患者同士の。それぞれ目的が異なる。離島や僻地で医療技術の応用。インターネットの普及で予防医療などにも。定着しつつある。
情報管理に関わるセキュリティ。患者情報と情報倫理。患者情報の活用。プライバシーや個人情報の保護。マイナス面に対処。プライバシー。消極的な。より積極的なコントロールする権利に変化。患者からみて知られたくないことも。必要でない患者情報。しかし単純に区別できないグレーゾーンが。極めて不確実性が高いし。必要ないと思っていた情報が重要だったことは多々ある。知られたくない情報だった場合。自己情報コントロールの権利。適切なコンセンサスの。共通の目的で積極的に参加。個人情報の保護。守秘義務。法律で規定。業務上知り得た人の秘密を。特に個人情報保護法。医療分野へのガイドライン。個人に関する情報。氏名などで識別できるもの。複数の情報の組み合わせて個人の特定が可能な場合も。個人情報を適切に取り扱う。ガイドラインなどで対応。日本看護協会。取扱に関する指針。個人情報保護を。不適切な情報の流出を防ぐ。医療の連携に必要不可欠な情報の共有とトレードオフ。同時には満たすことの出来ない。過剰な保護は弊害を生じることも。近年の医療システムは連携の重要度が増す。患者情報の共有が必要。しかし個人情報保護の為には難しい。患者の利益の為に。流出のリスクがあるので、情報の保護に留意を。杓子定規に当てはめることで患者利益を失わないように。
セキュリティ。システムの構築。脅威。物理的技術的人的。物理的脅威。設備そのものに対する。技術的脅威。改ざんやなりすましなど。人的脅威。操作する人間の問題。物理的セキュリティ。医療の現場でもスマートフォンなどのモバイル機器の利用が。自由度が高いが、集中管理システムと比べて限界が。他のタイプのセキュリティ対策が求められる。技術的セキュリティ。ネットワークの管理が中心。専門職が。アクセスの記録や在る種のソフトウェアの禁止。パスワードなどの人的認証。人的セキュリティ。利用者に意識がないと漏洩してしまうことも。責任を持ってセキュリティを。研修や訓練。パスワード管理の徹底などの啓発。TwitterやFacebookなどSNSの使用方法。組織的セキュリティ。
情報の管理。看護活動と情報との関連。情報リテラシー。情報システムの概要の。倫理とセキュリティ。情報リテラシーの向上が必要。新しい技術を応用したシステムが。上手く運用できるかどうかは情報リテラシーによる。

 

看護管理と医療安全 (放送大学教材)

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