確か1970年代だったと記憶しているが、五島勉氏がノストラダムスの予言を紹介した著書を出し、1999年7月に人類は亡びるのではないかと煽った。何故か高校の部室の中にも著書があったのを記憶している。かなりの人間が内容を信じ込んでしまった。70年代は冷戦下(まあ今もそうだと主張する論者も居るけど)であり、核戦争の危機があったのも拍車を掛けた。結局は予言は当たらなかったので、馬鹿を見た方は多いと思う。まあ人類の危機の認識が進んだから、五島勉氏の著書にも意味はあったのかもしれないが。それにしても売れれば良いから危機感を煽るのはどうなのだろう。