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大阪の医療崩壊の現時点。

4月13日の大阪府のデータだが、新型コロナウイルス感染症の重症者用の病床が224床。これに対して213のベッドが埋まっている。つまりは90%以上が既に使用されている。ところが、重症者は233人。差し引き20人は重傷なのにも関わらず、重症者用の病棟を利用できない。つまり重症者用の病床で無いのを無理やり治療している勘定になる。数日前からTwitterでは、患者が重症になっても重症者用の病床に送れないとのTweetが上がっていたのだが、データからも裏付けられている。それから、変異株(正確な用語ではないかもしれないが)では人工呼吸器を取り外すのに以前より時間がかかるそうで、ますます重症病棟は逼迫している。吉村知事も、不要不急の入院や手術を控えるよう要請している。しかし不要不急のものはそもそも数は少ない。元々医療のresourcesはコロナ禍以前から足りなかったのだから。そんな訳で、感染すれば助からない可能性は増えている。それから他の疾病の患者の治療にも悪影響を及ぼしている。もはや医療崩壊の段階に達しているとしか思えない。せめて余計な死者が1人でも少なくなるよう祈るとともに、感染対策を徹底するしか無い。