本当にドン底の境遇にいる人間には、何を言おうが逆効果になってしまう。ただ話を聞いて、「うん、うん」と頷くことしか出来ることは無い。話を聞くことさえ出来ないことが多い。その場合は効果があろうがなかろうが無言で寄り添うしか手立ては無い。相手と同じドン底の状態まで降りなければ、恐らくは相手を救うことは出来ない。そういうことが出来る人を親友と言うのだろう。私は誰かの親友になり得ているのだろうか?誰にとってもなり得ていない気もする。
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