1985年(つまり令和の前の平成の前の昭和時代の末期の昭和60年)のことだから今から36年前の話だが、8月12日に羽田空港から伊丹空港を飛行していた日本航空のジャンボジェット機が墜落して520人もの死者を出した。群馬県の御巣鷹山に飛行機は墜落したので大勢の人間が捜索に入ったのだが、悲惨の一言に尽きる状態だったと聞く。遺体も見るも耐えないものが多かった。今では知らない人も多いと思うけど、昭和に産まれた日本人は墜落事故と言うとこの事故のことを連想する人が多いと思う。詳細をお知りになりたい方は、山崎豊子先生の小説「沈まぬ太陽」の第3巻をお読みになるのを薦める。前の部分を読まなくても支障はない(私も3巻を読んでから遡った)。