F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

清廉。#アラン定義集

刑事裁判で、被告人となった人間が「清廉潔白」を主張することがある。ただ、検察官により刑事起訴された被告人で、本当に清廉潔白として無罪判決が下りることは1%も無いと言われる。端的に理由を述べると、検察官が被告人を有罪に出来る見込みが無ければ、起訴しないで不起訴処分にするのが多いから。逆に言うと、かなり有罪になる可能性が刑事裁判では多く、弁護士は情状酌量を認めてもらい、刑罰を少しでも軽くするよう働きかけることも多い。この現状を良しとするのかどうかは難しい問題である。司法のリソースも限界はあるので、それも考慮しなければならないから。