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高槻ジャズストリート。

昨日と今日は、高槻ジャズストリートが開催されている。今頃も盛り上がっていると思う。始まった当時は「高槻で何故Jazzを?」と感じていたのだけれど、すっかり年中行事として定着した。あちこちからお客様も来られている。賑やかなのは良い事だ。

高槻は戦中に市制が敷かれたが、はっきり言って田舎だった。高度経済成長期には大阪や京都のベッドタウンになり、人口も急増して都市化が進んだ。今では中心部やロードサイドにはストアが密集しており、殆どの用が足せる。もし無理でも大阪京都にもすぐ足を伸ばせる。それは良いのだが、京都市や大阪市に比べ、観光資源は乏しい、というか殆どない。神社仏閣は多彩にあるが、メジャーなものは無い。観光客の誘致に加え、アイデンティティーの確立という狙いもあって、ジャズストリートという試みは始まったのではと思う。確かにJazzの街というイメージは形成されているのでは。開催費が嵩んで大変だろうけれど。

ちなみに隣の茨木でも、同時期に音楽イベントが展開されている。パンフレットも同じになった。この時期は音楽に触れ合えて良いなあと感じる。まあ茨木は川端康成のイメージが確固で、隣街の住民としては羨ましいと思う。