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精神保健福祉政策と権利保障(福祉政策の課題第10回)

人権確保が必要だと思う。進展はしてきたけれど。

 

人権を奪うような形だった。歴史的経緯。
憑依現象とみなされていたこともあった。狐憑き。殴打や火炙りもあった。病として解釈し直す。治療ではなく家族での自宅監置。座敷牢。呉秀三。精神病院法。病のある人の監禁。戦争時には多くの餓死が。自由を奪う形。偏見も生み出す。50年に精神衛生法。社会から隔離する。措置入院。同意入院。病床数の増加。諸外国の削減と対照的。病院から地域へ。私立が中心の病院に。政策的配置が難しい。アメリカでは患者のホームレス化。人権侵害の場所にほかならない病院が。精神障害者の隔離。退院をなかなかさせない。84年の宇都宮病院事件。看護職員が患者を死に至らしめる。違法かつ異常な事態。人権条約違反。自由を奪うことへの無頓着さ。死亡しても誰も気に留めない。人間とみなさない。閉じ込めるべき人。危険が施策によってもたらされる。87年精神保健法。入院は本人の同意が原則。精神医療審査会。社会復帰。人権確保の為の手続の保障。ノーマライゼーション。障害のある人もできるだけ同等の生活が送れるように。脱病院化。脱施設化。地域へ。隔離や画一化。精神保健福祉法。福祉施策。自立と社会参加。生活訓練施設。授産施設。99年。ホームヘルプサービス。地域生活の基盤を。病院から地域へ。社会的入院問題。治療は必要がない。5万3千人。病院にいる故の経験の無さ。ストレスにも弱い。病院が唯一の安心安全な居場所?13年の精神保健福祉法改正。入院時から退院の予定を。退院支援。障害者自立支援法。措置ではなく個別給付化。地域相談支援。新規入院患者の1年以内の退院。薬物療法以外にも様々な精神療法。
精神障害者の病院から地域へ。地盤がないと退院させることが出来ない。地域生活が成り立つために。退院支援や地域定着を。地域移行。障害者のケアマネジャー。地域相談。精神医療だけではなく。地域で暮らすのを当たり前に。都道府県による格差。地域の資源を増やす。マンパワーの確保。病院の経営で働くひとも居る。権利侵害という視点。経営と精神医療とのジレンマ。政策的手立てが必要。共生社会。地域で拠点を作る。障害領域だけでなく高齢者についても。介護支援の制度の中で。地域社会に多様な地域生活支援を横断的に見るように。包括的な制度や支援をする必要性がある。縦割り行政が問題だけど。多機能型診療所。医療が地域で中心になるというよりも、福祉が中心に。地域包括ケアシステム。
障害者権利条約19条。権利を守ること。領域にかかわらず横断的に。

 

福祉政策の課題―人権保障への道 (放送大学大学院教材)

福祉政策の課題―人権保障への道 (放送大学大学院教材)